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2021.5.15

Vnet編集部

【子育てアドバイザー/中山淳子さん連載】第2回:イライラ・ガミガミを減らす方法とは?

テレビ・ラジオのコメンテーターとしてもおなじみ、子育てアドバイザーの中山淳子さんによる連載です。「子育ても仕事も夢もあきらめない!」精力的に仕事をこなすかたわら、お子さまの受験も全力サポートし、見事志望校合格へと導いた、その実体験と"ママのサポート"のコツをご紹介します。受験生を持つお母さん、お父さんにぜひ読んでいただきたい、Vnet初の連載企画です。

はじめに

皆さん、こんにちは! 福岡を拠点にママを応援する活動をしている中山淳子です。
進級・入学という、子どもにとっても親にとっても大きなイベントが終わり、さらにゴールデンウィークの休暇も手伝って、本来であればホッとひと息つきたくなる時期でもありますが、コロナ禍が続く今年はなかなか落ち着きませんよね。私の息子も晴れて中学1年生になりましたが、「今年は体育会はあるのだろうか……」「授業参観などはあるのだろうか?」と、「未定」と書かれた年間スケジュールを見ながら「どうか無事、どの行事も実施されますように」と思う日々です。

学校は「社会」。子どもは家庭でストレスを発散しがち

学校は社会

5月は子どもも無意識のうちにストレスが溜まってきている頃です。子どもにとって学校は「社会」です。社会では競争もあります。規則や時間も守らなければなりません。受験生は先生たちから「今年は勝負の1年だ」などとプレッシャーをかけられます。そのストレスをどこで発散するか。一番発散しやすいのは、安心な場所である「家庭」です。
「安心できる」「甘えられる」とわかっているからこそ、子どもは親に対して反抗的な態度をとったり、黙ったままスマホに向かったり、自分の部屋にこもったりします。子どものそんな姿を見ると、親である私たちはついお小言を言いたくもなりますよね。「宿題やったの?」「ゲームばっかりで勉強は大丈夫なの?」
食事中もスマホばかりを見ている子どもの姿にイライラしたり、テスト結果がいまひとつなのにのんびりしていると、ついガミガミと言ってしまったり……。そして、そんな自分自身に自己嫌悪を抱きます。

まさかの冷戦状態!? プロの私でも、つい…。

冷戦状態

私は仕事柄、自分の気持ちを落ち着かせる方法を知っていますが、それでも人間ですから、イライラしてしまうことはあります。我が家の子どもは携帯電話、スマホはもっていません。しかし、家にいると私のスマホやPCを使ってYouTubeを見たり、ゲームをしたりと、私がやり方を教えなくても(やり方を知らなくても)デジタルネイティブの我が子はいつの間にか使いこなし、暇をみつけてはやってます。

私の気持ちが落ち着いているときには「日頃がんばっているから、たまには息抜きも必要よね」などと温かく見守れるのですが、さすがに受験期の年末にその姿を見た時には「いつになったら止めるのかな?」「そろそろ叱ったほうがいいだろうか?」という葛藤でイライラが募りました。爆発はしなかったけれど、息子に対して「どうするの? 本当に受験する気あるの? お母さんは別にしなくてもいいよ。遊びたいのなら遊びなさい」と言い放ち、息子も「止めたらいいんでしょ。止めたら」と売り言葉に買い言葉。「冷たい戦争」になりそうな時が正直何回かありました。メンタルトレーニングをやっている私でもこのような経験があるのです。

解決策は子どもではなく、自分自身の中に

満たされたイメージ

私のもとにはそんなママたちから「自分のこんな気持ちをなんとかしたい」というSOSがたくさん届きます。受験生を持つ親御さんを対象にした「子どもの受験を通してストレスを感じたことがありますか」というアンケートでは案の定、90%近くの方が「ストレスを感じた」と回答していました。私も然りです。

こういうときには解決法があります。まずはイライラする時の自分の状況を冷静に分析してみてください。私の場合は次の通りでした。

イライラする時の私の状況

  ・睡眠不足の時
・体調が悪い時
・仕事がうまくいっていない時
・夫や友人、仕事関係者などとの人間関係で気になることがある時
・自分の時間を邪魔された時
・やりたいことを中断された時

 

反対に、この状態ではない時は、子どもを全肯定できるのです。子どもが何をしていても、何をやっていても認められます。皆さんはどのような時にイライラしてしまいますか?

子どもにも「やらなければならない」という感情はある

やらなければならない

自己分析が終わったら、次は、どうやったら自分がイライラしてしまう状況に陥らないかを書き出して実行してみましょう。そうです。子どもを変えよう、コントロールしよう、とするのではなく、まずは自分の気持ちをどうやったら落ち着けることができるか、どうやったらイライラしない状態にできるかを考えて実行してみるのです。

自分が満たされていると、子どもがなかなか勉強しない状況であっても不思議と「そんなこともあるよね」と受け止めることができるでしょう。子どもにも「やらなければならない」という感情はあります。その感情によって子どもが自発的に動き出すまで待ってみましょう。親の心が満たされていれば、きっとできるはずです。

大人(親)が満たされていると、子どもも落ち着きます。子どものためだと思ってガミガミ言ったとしても反発が返ってくるだけですよ。

「北風と太陽」を思い出そう

北風と太陽イメージ

ここで私がいつも思い出すのは「北風と太陽」の物語です。

旅人のコートを脱がせるために、北風と太陽が競う物語は皆さんもご存じだと思います。北風がコートを脱がせようと強い風をふかせても、旅人は余計にコートを着込みます。でも太陽が温かく日差しを送ると、旅人は自発的にコートを脱ぎます。この物語のように、子どもを支配しよう、とガミガミ言うよりも、まずは親が落ち着き、子どもを見守り、支え、大丈夫だよと言葉や態度で伝えることで、子どもの気持ちも落ち着いて、自発的な行動をするようになります。ぜひお試しください!

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【筆者プロフィール】

中山淳子 なかやま じゅんこ
株式会社七田チャイルドアカデミー(現 株式会社イクウェルチャイルドアカデミー)で約20年間、九州・沖縄本部長、東京本部長などを歴任し、独立。現在は各種教育機関、幼稚園、保育園などのコンサルティングや、ママ向け商品、施設、住宅メーカーのアドバイザーとして活動中。

子育て支援や、仕事と子育ての両立を頑張るママへのエッセイなど多数寄稿するかたわら、各地での講演会にも多数登壇。自身の不妊治療、妊活経験を語る活動も。福岡市東区在住。中間市出身。一児の母。この春、ご子息が中学受験に挑み、難関校に見事合格。

ママの輝く明日を応援するDomani(ドマーニ)代表
子育てアドバイザー。ママのライフワークアドバイザー
NPO法人ママワーク研究所 理事
NPO法人Wing-Wing 理事
一般社団法人右脳記憶教育協会 理事
一般社団法人メンタルウエルネストレーニング協会 理事ほか

公式サイト

超ママ力 中山淳子公式サイト https://www.cho-mama.jp/

メディア出演

2017年4月~現在「ももち浜ストア」(TNCテレビ西日本)レギュラーコメンテーター
2018年5月~現在「櫻井浩二インサイト」(RKBラジオ)コラムニスト
2015〜16年 「今日感テレビ」(RKB毎日放送)コメンテーター

著書

2018年秋「超ママ力」(リボンシップ出版社)

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