読者プレゼント
2021.10.23
【既刊全巻プレゼント】大人気漫画「二月の勝者―絶対合格の教室―」が中学受験の指南書になる理由|塾関係者もおすすめ
週刊ビッグコミックスピリッツに連載中の、中学受験を題材にした大人気漫画「二月の勝者-絶対合格の教室-」(著者:高瀬志帆・発行:小学館)は、10月に最新刊である13巻が発行され、作中ではいよいよ入試本番に向けて緊迫感が高まってきています。また、日本テレビ系列にてドラマもオンエア中(毎週土曜22時から放送)。柳楽優弥さん、井上真央さん、加藤シゲアキさんら豪華キャスト陣にも注目が集まり、ますます目が離せません。この記事では、受験生や保護者はもちろん、塾関係者の間でも話題になっている漫画「二月の勝者―絶対合格の教室―」について、学習塾関係者のコメントも交えつつ、レビューします。読者プレゼントもありますので、ぜひ最後までお読みください!
「二月の勝者-絶対合格の教室-」あらすじ
都内の最大手の名門中学受験塾から、業績不振の中堅塾「桜花ゼミナール」に校長として迎えられたスーパー塾講師・黒木蔵人。「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」「子供を合格に導くのは、父親の経済力と母親の狂気」など、過激な言動で周囲を圧倒しますが、鋭い洞察力と行動力で個々の生徒の本質を見抜き、親の不安を解決に導いていきます。
「二月の勝者」は、ただの受験ドラマではなく、中学受験を舞台にした「人生攻略ドラマ」。ストーリーから垣間見える受験の現実、家族問題、教育問題などは、受験生を抱えるご家庭もそうでないご家庭も、決して無視することのできない大きなテーマです。
青年向けコミック誌である『ビッグコミックスピリッツ』に連載されているにも関わらず、受験生の母親からも大きな支持を得ていることから、本作品は幅広い層に読まれていることがわかります。
首都圏と九州の中学受験マーケットの違い
念のため、「二月の勝者」の舞台である首都圏と、ここ九州では中学受験のマーケットが多少異なることをお伝えしておきます。
東京都では全中学生のうちの約25%*(4人に1人)が受験を必要とする私立・国立中学の生徒なのに対し、九州では宮崎、佐賀で7%*程度(14~15人に1人)、福岡では6%*程度(16~17人に1人)。大多数は公立の中学校に進学する環境です。
また、受験の日程も九州は早く、1月中にはほぼすべての受験が終わってしまうため、「一月の勝者」と言った方がピンとくるかもしれません。
では、この「二月の勝者」は首都圏の人にしか理解できない内容かというと、まったくそんなことはありません。登場する受験生や保護者たちの波乱に満ちた日常、塾講師たちの奔走などは、九州でも身近に起こっている光景です。これから中学受験を検討する小学4年生、5年生の保護者の方は、中学受験がどういうものなのかを知る上で、またとない「指南書」になることでしょう。
*文部科学省:学校基本調査よりVnet編集部が独自に集計
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中学受験“あるある”が満載。塾関係者も認めるリアリティ
「二月の勝者―絶対合格の教室―」の舞台となるのは、都内の中堅進学塾「桜花ゼミナール」。成績によって設定されたRクラス、Aクラス、そして最上位のΩクラスに通う、個性豊かな受験生とその保護者たちの全員が主人公と言えます。
塾の費用について衝突する両親、過度な期待で我が子を押しつぶしそうになる父親、些細な事で良い方向にも悪い方向にも働く受験生同士のライバル心。そのどれもがリアルであり、受験生の母親たちからは「涙なしでは読めない」とまで言われています。
「実際、エピソードのどれもが身近に起こりうることばかり。塾の対応を見ても、リアルそのものですから、相当綿密に取材をされたのでしょう」と話すのは、30年に渡って受験指導を行っている現役の塾講師。「特に受験生を取り巻く家庭の問題がとてもリアルに描かれていますね。これを読むだけで、成功や失敗を疑似体験できますから、中学受験の指南書としても十分な価値があると思います」
受験対策にも有効なエピソードがたくさん! 過去問や問題の解き方などぜひ参考に
過去問の扱い方
作中では「まだ志望校の過去問は解かせないように」と言う塾に内緒で、問題集を買って解かせるスパルタな父親が登場します。自分の教育方針に絶対的な自信を持つこの父親の行動は結果的に、家庭崩壊寸前にまで発展する大事件になるのですが、実際、過去問の扱い方には注意が必要なようです。
「塾では9月ごろから本格的に志望校の過去問に取りかかりますが、始めてしばらくの間は、合格最低点に届かないことがほとんどです」と、前出のベテラン講師は言います。「しかし、その現実を受け入れられない保護者は『まだまだ勉強が足りない』とか『志望校を変更した方がいいかも』とか、最終的には『塾が合っていないのではないか』などと、不安を口にされます。過去問を使った対策には最適な時期があり、基礎内容を終える秋よりも前に手をつけてしまうと、逆効果になることも多々あります」。
作中の「失敗談」は、これから中学受験を目指すお子さんや保護者の方々にはぜひ反面教師として参考にいただきたいところです。
合否を分ける1点の重み
もう1つ、作中のエピソードの中で受験生の参考になるものがあります。登場人物の1人ジュリが、問題を解くことに夢中になるあまり、漢字の「とめ」「はね」「はらい」などに注意を払っていないことに対して、「ホントは20点取れるとこなのに12点って!!!」「いつになったら『もったいない』って思えるの」と講師に諭される場面です。
現役の塾講師曰く「合否のボーダーライン上では、受験生は団子状態になっています。入学定員が決まっている以上、1点の違いで20人程度の逆転劇は起こり得ること」なのだとか。受験勉強が佳境を迎えている今年の受験生にこそ読んでほしいエピソードですね。
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読者プレゼントのお知らせ
Vnetでは、中学受験の指南書として、現役塾講師からもお墨付きをもらった「二月の勝者―絶対合格の教室―」のコミック本(既刊の第1巻~第13巻のセット)を抽選で1名の方にプレゼントいたします。応募要項をご確認の上、当ページ下部のフォームよりご応募ください。尚、当選者の発表は、プレゼントの発送をもって代えさせていただきます。お問い合わせにも応じかねますのであらかじめご了承ください。
【賞品】「二月の勝者-絶対合格の教室-」(著者:高瀬志帆・発行:小学館)
既刊コミック本1巻~13巻セット……1名様
【応募方法】下記のフォームに必要事項をご記入の上、「この内容で応募する」ボタンを押してご応募ください。郵送でのご応募には対応しておりません。
【応募締切】2021年11月30日(火)
【当選発表】2021年12月中旬をめどに、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
【個人情報の取り扱い】賞品の発送および、Vnet編集部、アライアンス企業からのご案内を含む今後の配信コンテンツの向上に活用させていただきます。個人情報の取り扱い等に関する詳細はこちらをご覧ください。
尚、18歳未満となる小・中・高校生ご本人のご応募も可能ですが、当選時の賞品発送のため個人情報を入力することから、必ず保護者の同意を得てご応募ください。
※応募受付は終了しました。