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2021.4.17

Vnet編集部

【子育てアドバイザー/中山淳子さん連載】第1回:受験に親はどう関わるべき!?

テレビ・ラジオのコメンテーターとしてもおなじみ、子育てアドバイザーの中山淳子さんによる連載です。「子育ても仕事も夢もあきらめない!」精力的に仕事をこなすかたわら、お子さまの受験も全力サポートし、見事志望校合格へと導いた、その実体験と"ママのサポート"のコツをご紹介します。受験生を持つお母さん、お父さんにぜひ読んでいただきたい、Vnet初の連載企画です。

はじめに

みなさん、こんにちは!
福岡を拠点にママを応援する活動をしている中山淳子です。この4月に中学校に入学する一人息子(一人っ子)の母でもあります。息子の中学受験を1月に経験し、人生で初めて「受験生の母」も経験しました。
この連載では、受験生の母として感じたこと、また私自身が約30年にわたって、幼児教育の仕事に携わってきたからこそ感じる子育ての尊さや難しさなどを、これから1年間にわたってお伝えしていきます。どうぞよろしくお願いします。

子どもにとって良い環境って、どんな環境?

  私の息子は公立の小学校に通っていました。中学受験する同級生は学年の中で1桁くらいしかいない、みんな地元の公立中学校に進学していく、というエリアの小学校です。
  私も夫も公立中学校から県立高校に進学し、中学受験とは無縁の世界で生きてきました。一方、私自身は幼児教育業界で仕事をしていくうえで、小学校受験、中学校受験をされる子どもたち、そのサポートをする親御さんの姿も長年見てきて、「うちの子にとって良い環境とはどんな環境だろう?」ということを常に考えていました。親にとって良い環境ではなく、子どもにとっての良い環境です。
  私は仕事柄、子どもにとって「学ぶことは楽しいこと」と思える環境を整えていくことが大切だと思っており、子育てをしていく上で、子どもの「学びたい気持ち」いわゆる、知的好奇心を満たしていくことを常に意識していたので、必然的に、我が子は勉強すること自体を楽しむ子に育っていきました。
  小学生になり、学校で起こったことを楽しそうに報告してくる息子。友達とのこと、給食のこと、そして「学校でこんなことを習ったよ」「勉強したよ」といったことも楽しそうに報告してくる様子を見ていて、私は「この子は思いっきり勉強を楽しめる環境に進むと良いのかもしれない」と思い始めました。

中学受験を意識し始めた日

  そして小学3年生の夏休み。夫婦共働きのため、長期休暇を有意義に過ごせるようにと、初めて子どもを学習塾の夏期講習に参加させることにしました。息子にとって初めての学習塾。私の仕事の都合もあって、自宅からは離れた場所にある塾に行かせることになり、知っている友達も誰もいない中で大丈夫だろうか?と心配しながら、授業の終わる時間に迎えにいったところ、息子の第一声は「お母さん、面白かった!!」と堰を切ったように、塾で学んだこと、授業中に先生が話したことを聞かせてくれたのです。それと同時に「お母さん、こんな中学校があるって知ってた? 塾にそんな名前が貼ってあったよ!!」と目を輝かせて言ってくるのです。
  その時が我が家にとっての「中学受験を意識し始めた日」と言ってもいいかもしれません。

遅いスタート

  「この中学校ってどこにあるの?」から始まり「この中学校ってどんな学校?」と質問の嵐。私自身も知識不足だったので、そこから親子で一緒に調べ始めました。それから夫も含めて、家族会議を行いました。
「お父さんもお母さんも、君が小学校の友達と一緒に、家の近くの中学校に進学しても良いと思っているんだよ。お父さんもお母さんも地元の中学校に行って良かったと思っているから」と私たちの経験をもとに話し、「でもどうしても自分の行きたい中学校があるのなら、そこに進むことも応援する」と伝えました。「ただ、簡単に進める道ではないんだよ。今まで以上に勉強しないといけないよ。こればかりは君自身がやらないといけないことだよ」とも。
  こんな会話をしたのは、実は小学校6年生になる直前の春休みでした。一般的には遅いスタートだと思います。ただ、それくらい家族で考えました。話をしました。「うちの子にとって良い環境とは?」と考えながら。

まさに修行!? 口出ししないルール

  中学受験は親のサポートが大事だと言われます。私も夫もそれは百も承知でしたが、なんでもかんでも親がお膳立てして子どもが受験に臨む、ということはやりたくありませんでした。ということで、私たち親は「もう勉強の時間よ」「宿題やったの?」「そんなことじゃ、間に合わないよ!」「大丈夫なの?」などとは、決して口に出さないようにしていました。
  これは結構、修行でもありました。子どもにとっても、親にとっても。無理やり机の前に座らせたほうが楽だ、と思うことも多々ありました。でも、あくまでも子ども自身に主体性を持って受験に臨んでもらいたかったのです。
  こんな勉強では間に合わない、もっと過去問題を解いていかないと……など、子ども自身が自分で感じ、そして我が事として「どうしたらいいんだろう」と考えることも今回の受験では大事なことなんじゃないか、と思っていたのです。

結論はシンプル。でもとっても大事

  ただ、すべて子ども任せではありません。
  コロナ禍での受験になってしまったので、健康管理を今まで以上に意識する、ということは、親としてできる最大限のサポートだと思っていました。子ども自身の健康管理はもちろん、不特定多数の人と通勤や移動中、そして仕事中に接する私たち親も健康管理には神経質になりすぎるくらい気をつけましたし、逆に家族団らんの食事では、楽しい食卓を、と心がけました。
  そして「どんなことがあっても、お父さん、お母さんはいつでも応援しているし、受け止めていくからね」という想いを伝え続けました。言葉に出したり、そっと肩に手を置いたり、とにかくスキンシップは意識してやりました。学校が終わって塾に行く時、模擬試験を受ける時、塾から帰ってきた時、不安そうな時、うれしそうな時。抱きしめたり、手をぎゅっとにぎったり。
  このスキンシップは、小学校高学年以上になってからだと、子どもも親も照れの気持ちが強くなってしまい難しくなります。なので、まだお子さんが幼い方は、ぜひ、今のうちからスキンシップを習慣化しておいてくださいね。
  受験に親はどう関わるべきか。私の結論は、子どもが主体的に学習に取り組めるように、良い距離感を保つこと。子どもが自分で考えて、自分で行動するようにあえて距離を取りつつ、でも、すぐそばで応援していることを言葉や身体でこまめに伝えることが大事です。うちの場合は親子ともども、特にこのスキンシップに救われる場面が多々ありました。

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【筆者プロフィール】

中山淳子 なかやま じゅんこ
株式会社七田チャイルドアカデミー(現 株式会社イクウェルチャイルドアカデミー)で約20年間、九州・沖縄本部長、東京本部長などを歴任し、独立。現在は各種教育機関、幼稚園、保育園などのコンサルティングや、ママ向け商品、施設、住宅メーカーのアドバイザーとして活動中。

子育て支援や、仕事と子育ての両立を頑張るママへのエッセイなど多数寄稿するかたわら、各地での講演会にも多数登壇。自身の不妊治療、妊活経験を語る活動も。福岡市東区在住。中間市出身。一児の母。この春、ご子息が中学受験に挑み、難関校に見事合格。

ママの輝く明日を応援するDomani(ドマーニ)代表
子育てアドバイザー。ママのライフワークアドバイザー
NPO法人ママワーク研究所 理事
NPO法人Wing-Wing 理事
一般社団法人右脳記憶教育協会 理事
一般社団法人メンタルウエルネストレーニング協会 理事ほか

公式サイト

超ママ力 中山淳子公式サイト https://www.cho-mama.jp/

メディア出演

2017年4月~現在「ももち浜ストア」(TNCテレビ西日本)レギュラーコメンテーター
2018年5月~現在「櫻井浩二インサイト」(RKBラジオ)コラムニスト
2015〜16年 「今日感テレビ」(RKB毎日放送)コメンテーター

著書

2018年秋「超ママ力」(リボンシップ出版社)

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