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2021.10.18

Vnet編集部

中学受験の願書の書き方|志望理由やアピールポイント、本人の性格はどう書けば良い?

九州地区の中学受験では、11月後半あたりから願書の出願期間が始まります。提出書類や願書の準備は保護者がやるべきことの1つです。事務的な内容ばかりなら迷うことも少ないのですが、中には志望理由や教育方針、本人の性格(短所・長所)、アピールポイントなど、書くことに困ってしまう項目も。この記事では、学習塾で30年近く中学受験に携わっているベテラン講師に聞いた、願書の書き方や提出時のポイントをご紹介します。

 

願書の内容は合否に影響する!?

願書イメージ

受験のために提出しなくてはならない書類は、学校によって多少異なり、また呼び名が異なる場合もありますが、ほとんどの場合は願書と調査書(報告書・内申書)が中心です。これらはすべて、特に指定がない場合は受験生の保護者が記入してください。

提出書類の内容は、多少ですが、入試の合否の参考資料になります。ですから、丁寧に扱わなければなりませんし、読み手に明確に伝わるように書き方に配慮する必要があります(どの項目が、どの程度、どのような基準で、ということが各学校によってマチマチで、そのために書類の種類や書式が学校によって異なるのです)。

願書を書き始める前に、まずは提出期間を確認しましょう。提出方法として、出願期間内に直接中学校に持参するのか、郵送するのかといった指定がありますが、特に郵送の場合は必着なのか、消印有効なのかに注意して、余裕を持って提出してください。

スケジュール

願書の書き方の注意点

おおむねどこの中学校でも、入学願書の書式は非常に簡単なのですが、逆に簡単すぎて書きにくいものです。とくに「備考欄」には何を書いたら良いのか迷うことでしょう。ここでは、書く内容に困りがちな項目についてのアドバイスをご紹介します。

日付

願書や提出書類の日付は、書類を中学校に提出する日にしましょう。

志願者の氏名・住所・年齢

書き損じのほとんどは、ここに保護者の氏名を書いてしまったというケースです。保護者のことを書く欄との位置関係を確認してから書き始めてください。「ふりがな」も忘れないようにしましょう。当然ですが「フリガナ」となっていればカタカタで書いてください。

緊急連絡先

「住所」の他に「緊急連絡先」を書かせる学校もありますが、これは特に補欠繰り上がり合格になって、自宅に電話しても保護者の方が外出中の時などに使われます。学校としては、保護者の勤務先などに連絡をして、できるだけ早く「入学の意志の確認」を取りたいのです。会社名・電話番号のみならず、所属部署名や内線番号などもしっかりと書いておいた方が良いでしょう。父親が単身赴任をされている場合は、その旨も明記しておきましょう。

家族構成

記入する家族の順番は、特に指定がなければ、父・母・兄弟姉妹・祖父・祖母・これ以外の同居人の順番が一般的です。

通学経路・所要時間

ほとんどの私立中学校は、通学距離の遠近は合否にはまったく関係ありませんが、国立大学附属中学校では通学時間に制限があり、この欄の書き方は極めて厳密に指定されていることがあるので要注意です。実際に計測して、乗り換えの待ち時間や移動時間も含めて、ギリギリに短く書く方が良いでしょう。

志望の理由やアピールポイントを書くコツ

志望理由・アピールポイントの書き方

他の欄は事務的に書くだけで十分ですが、志望の理由やアピールポイントの欄だけは「です・ます」調の丁寧な表現で書きましょう。「貴校の校風が気に入ったため」などという抽象的な書き方は良くありません。また「本人が希望しておりますので」などと、受験生に責任転嫁するのも好ましくありません。問われているのはあくまでも親(保護者)の見識です。さらに「交通の便が良いので」などと書く人がいますが、これは少し礼儀に書けている印象を与えます。単にこちらの便・不便の問題は避けるか、表現に気をつけるようにしてください。

全体的に、自分中心にではなく、学校中心に、その魅力を感じる点を書いた方が印象は良くなります。誰かに(特に学校の先生に)勧められた話などはどんどん書いた方が良いでしょう。大学の附属中学校を受ける場合は「〇〇大学に行きたいので」などとは書かずに、その〇〇大学のすばらしさを自分なりに書くべきです。そして、文化祭、体育祭、説明会での印象などを書き添えるのも手です。
また、志望理由を書いていると、どうしても「ぜひ合格させていただきたくお願い申し上げます」などと書きたくなるのが心情ですが、それが合格の後押しになることは期待しない方が良いでしょう。

親の教育方針はどう書くべき?

書くべきことは2つあります。1つ目は、これまでに育ててきた教育方針です。これはしつけや道徳に重点を置いて描いた方が良いでしょう。特にキリスト教の学校の場合は、日本的な道徳観の他に、例えば「弱い者に対する思いやり」や「社会への奉仕」などというキリスト教的倫理についても考慮すべきです。2つ目は、これからの教育方針です。これは、その中学校に入学できたと仮定して、その学校の方針にある程度沿った形で、将来の志望進路を明確に、かつ希望を持って書くようにしましょう。

本人の性格は正直に書くべき!?

願書と一緒に「調査書」を提出する場合は、その調査書の「性格・行動」の欄に何が書かれているかを推量してください(その内容は、通知表に書かれていることからある程度推察できます)。例えば、極端な場合、調査書に「陰気で閉じこもりやすい」などと書かれていても、願書の方に「恥ずかしがり屋で無口なので、人に誤解されやすい」と書けば、一種のフォローになります。全体として、長所は明確に、短所はできる限り肯定的に取られるような書き方で書きましょう。長所や短所のどちらかだけを取り上げたり、嘘を書くことのないよう、くれぐれも注意してください。

備考欄には何を書いたらいいの?

「志望理由」を書く欄がなければ、この「備考」の欄に書くのも1つの方法ですし、「教育方針」や「本人の長所・短所」などを書いても構いません。この欄を比較的大きくとっている場合には、特に「教育方針」を書くことをおすすめします。そのほか、特に「健康診断書」などに関して説明しておきたいことがあれば、ぜひこの欄に書いてください。面接のある学校は、面接の場で説明できるかもしれませんが、あらかじめ文章できちんと説明しておいた方が説得力は増します。

願書のコピーは必ず取っておくこと

面接を実施する中学校を受験する場合、出願の前に、必ず書き上げた願書のコピーを取っておき、控えとして手元に残しておきましょう。そして、面接の前日の夜に、書いてあることを確認してください。面接官はその願書を見ながら質問することが多いためです。

まとめ

  ・提出書類の内容は、多少、合否に影響する。
・丁寧に、読み手に明確に伝わるように書く。
・提出期限は事前にしっかり確認。郵送の場合は必着か消印有効かも要確認。
・志望理由やアピールポイントは保護者の見識が問われている。「本人が希望しているから」などとは書かない方が良い。
・性格を聞かれたら、長所は明確に、短所は肯定的な書き方を工夫して。
・願書のコピーは必ず取っておく。

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