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小学生

2020.10.27

Vnet編集部

成功する中学受験(併願)パターンはこれだ!

11月に入ると、いよいよ中学受験生は出願期間に突入します。この記事では志望校選択や出願時の留意点を中心に紹介します。これから出願をする予定の受験生の皆さんは、ぜひご一読ください。

※この記事は福岡の進学塾エディナの監修のもと作成しています。

志望校選択の留意点

①現状の学力をもとにした「受かる学校」ではなく、受けたい学校、第一志望校を必ずメインに考える。成功には逆算の発想が大事です。

②各学校の教育環境の変化や新システムの導入、取り組みの違いなどによって、状況は毎年のように変わります。イメージではなく「研究」が大事です。

③どの学校であれ、中学・高校で成績上位にいることが、将来の大学受験では有利になります。

④お子さまの将来を考え、勝つことの意義、勝つ喜びを必ず味わわせる。負けっぱなしにさせないことが大事です。

成功する受験パターンとは?

ほとんどすべての中学受験生は、生まれて初めて受験を経験します。まだまだ精神的に不安定で、受験というプレッシャーに対して非常にもろい側面があります。第一志望校の受験に平常心で臨むためには、必ずその前に、併願校の受験で“場慣れ”しておくことをおすすめします。第一志望校よりも難易度が低く、かつ第一志望校受験の時点で合格発表が終わる予定の学校を受験し、合格を1つ勝ち取っている状態で“本番”に臨む状況を戦略的に作りましょう。

成功する受験パターンのイメージ図

第一志望校を受験する前に、滑り止めの学校と、順当に合格できそうな学校、または場数を踏むためのチャレンジ校を受験しましょう。つまり最低2校を受験した上で第一志望校の受験に臨む形になります。できれば滑り止めや順当校、チャレンジ校は、第一志望校を受験する前に合格発表がある日程の学校を選ぶと、1~2校の合格を手にして精神的に余裕がある状態で本命に臨めるのでおすすめです。

成功する受験パターン

市内の私立中受験が中心の場合は次のようになります。

第一志望校合格のシナリオ①

難関校を受験する場合は次のようになります。

第一志望校合格のシナリオ②

ここでご紹介した受験パターンはあくまでもイメージです。お子さまの志望校を考えた時に、滑り止め校や順当校、チャレンジ校はどこになるのか、それぞれの学校の入試日程はどのようになっているのかを確認した上で実際の受験パターンを作成しましょう。

受験には戦略が必要です。お子さまのがんばりはもちろん、誰もが経験できる訳ではない中学受験という貴重な経験を無駄にしないためにも、学校や塾の先生と一緒に最良の受験パターンを作って受験に臨む必要があります。

たとえ第一志望校の受験の前に不合格になった学校があったとしても、最後の受験が終わるまでは気持ちを切らさないようにする必要がありますので、周囲の大人は最大限のサポートをしましょう。

また、合格発表の後に入学手続きがあります。ここでいったん入学者数が確定する訳ですが、定員に達しなかった場合などは、ここから繰り上げ合格の通知が行われます。不合格だと思っていた学校から繰り上げ合格の通知が来ることも考えられます。入学手続きの締め切り日も重要な要素となりますので、受験校の日程はぜひ頭に入れておくようにしてください。

最後にちょっとしたことですが、同点で繰り上げ合格の対象となった場合は受験番号順に通知されるケースもあります。つまり願書はなるべく早めに出しておいて損はないということですね。ぜひ参考にしてみてください。

必ず成功する受験パターンまとめ

   ・志望校を決める上で、各学校の研究は欠かせません。
・第一志望校の受験までに、滑り止め校、順当校で場数を踏みましょう。
・第一志望校の受験までに1校でも合格が判明している状況を作りましょう。
・受験対象となる学校の入試日、合格発表日、入学手続締切日を確認しましょう。
・繰り上げ合格の通知は入学手続締切後に始まります。
・繰り上げ合格は受験番号順に通知されるケースも。願書提出は早めに。

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