有力学習塾6社が監修する教育・受験情報
有力学習塾6社が監修する教育
・受験情報

  • HOME
  • 中学生
  • 【福岡県/社会】公立高校入試傾向解説(2024年度入試用)

中学生

2024.1.15

Vnet編集部

【福岡県/社会】公立高校入試傾向解説(2024年度入試用)

このページでは、2024年度の福岡県公立高校入試に向け、社会の傾向と対策についてまとめています。前年度までの入試結果をもとに、学習塾の監修による確かなデータと分析をもとにまとめられているので、2024年度入試を受験する生徒は要チェックです。

 

※この記事は福岡の学習塾「新教育Vスタ」の監修のもと作成しています。

平均点の推移について

まずは平均点の推移です。過去7年間の平均点は、2020年の28.9点を除き30点台を推移しており易しくなっている傾向にあります。また2023年度も33.5点と、点数は取れるように作られていました。社会は点数が取りやすい教科と言っても過言ではありませんが油断は禁物です。自分の弱点単元を把握し、知識の暗記・演習をしっかり進めていきましょう。

問題構成と配点について

問題の構成と配点です。大問[1]は歴史で古代から江戸までで配点は12点。大問[2]は歴史で明治から現代まで、配点は8点。大問[3]は世界地理。配点10点。大問[4]は日本地理。配点10点。大問[5]は公民。配点14点。大問[6]は記述の配点6点となっています。
難しかったのは、世界地理と日本地理でした。とくに日本地理は大幅に得点率が下がっており、50%を下回っています。公民も得点率が50%を下回っていますが、学校での授業内容の定着が不十分であることが要因だと考えられます。しかし前年の2022年度に比べて大問4つの平均点が上昇しており、全体としては若干易しくなっていると言えます。

今後の勉強法について

今後の勉強方法についてのアドバイスです。まず前提として資料の読み取りは絶対にできなければなりません。これができないと、目標点を取ることは難しいと思ってください。それを踏まえ、以下の勉強を行ってください。

年表を使った学習

歴史は、江戸時代までは文化・産業を、明治以降は年号を中心とした出来事を記述で書けるようにする必要があります。年表を使い、覚えた年号・出来事を消し込みながら覚えていくといいでしょう。

地図帳は必須

地理は地図帳を手元に置いて、必ず国や地域など位置を確認しながら学習しましょう。統計(人口・面積・生産順位など)は上位3つまで完全に暗記しましょう。

穴埋め問題を完璧にこなす

公民は、学校のワークレベルの穴埋め問題を完璧にできるようにしておきましょう。

記述の解答は先生に確認する

記述問題は、解答を書いたらかならず先生にチェックしてもらいましょう。書くことで上手になります。入試に出る時事もニュースや新聞で確認しておきましょう。

3学期以降の授業は絶対入試に出ます! 入試対策を進める中で、必ず学校の授業内容も押さえておくようにしてください。

入試本番での実践項目

テストの見直しのポイント

①資料問題は答えを出すときの計算に注意!
②記述問題では指定語句の間違いや未使用に注意!

入試本番では、時間が余っても必ず最後までしっかり見直しをしましょう。誤字・脱字はもったいないので、絶対にしないように確認をしましょう。

休み時間にやっておくべきことベスト3

国・都道府県の場所の確認をしよう。
統計の確認をしよう。
文化の特徴と、明治から現代までの年号の見直しをしよう。
社会科は3月の入試直前まで必死にやれば10点~20点多く点数が取れる教科です。希望を持って入試までに復習をしっかり行ってください。

※この記事は福岡の学習塾「新教育Vスタ」の調査・分析と監修のもとで書かれています。

 

教育・受験情報が無料で届く利用規約を確認

Vnetアライアンス企業一覧

教育・受験情報が無料で届く利用規約を確認

Vnetアライアンス企業一覧