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自由研究

2021.6.28

Vnet編集部

【自由研究おすすめテーマ】自分や家族の脈拍の変化について調べよう!|小学校高学年向け

今年の自由研究に「脈拍」をテーマにするはいかがですか?6年生の理科で触れる内容でもあるので、学校での学習を深めることができる題材です。普段何気なく、過ごしている1日のなかでも緊張したり、楽しかったり、悲しかったりしたときに脈拍は変化していきます。どういう時に脈拍が上がるのか、様々なタイミングで脈拍を測り、調べていきましょう!年齢でも変わってくるので、家族全員で参加できる自由研究です!

 

まず脈拍の測り方を知ろう!

脈拍と心拍数のちがい

脈拍も心拍数もなんとなく同じもののような気がしますが、厳密には違います。学校で習っているかもしれませんが、心拍数は、文字通り心臓が拍動する回数(一般的には1分間当たり)、脈拍は抹消血管が拍動する回数を指します。血液は心臓が送り出すため、基本的には心拍数=脈拍数となります。不整脈がある場合はイコールとはなりませんが、ここでは脈拍数=心拍数と考え、どういうときに脈拍があがるのかを調べていくことにします。

脈の測り方

脈拍の測り方

学校で実際に測ったことがあるお子様もいらっしゃると思いますが、復習も兼ねて確認しておきましょう。
①手首の関節少し下あたり(親指のつけね)をさわり、ピクピクと動いている箇所を探す
②人差し指、中指、くすり指を並べて当てる
③1分間の脈拍の回数を数える
①は利き手ではない方、②は利き手を使って計測しましょう。

いつ脈拍を測るのがいいの?

夏休の様々なシーン

いつ測らないといけない、という決まりはありません。1日の脈拍の変化を調べるのであれば、下記のタイミングがおすすめです。

朝起きたとき

まずは、朝一番にベッドから出る前に脈拍を測りましょう。あとはどういう時に脈拍が上がるのか、上がった脈拍が落ち着くのはどのタイミングか、様々な時間帯、様々な行動後の脈拍を調べていきましょう。

体を動かした後

運動や遊びで体を動かした直後はもちろん、脈拍が上がっていると思います。それでは、上がった脈拍がどのぐらいで落ち着くのか、10分後、20分後…と時間を置いて調べてみましょう。
他にも下記の観点で調べてもおもしろいですね!
・普段スポーツをする人としない人とで違いはあるのか
・運動の種類(ダッシュとジョギング、ウォーキングでの違いなど)によって、脈拍が戻るまでの時間に違いがあるか
・気温と脈拍に違いがあるか

お友達と遊んだ後であれば、お友達も一緒に計ると、自分との違いが発見できるかもしれません!

ごはんを食べた後

一口に食後といっても、こちらも様々なパターンが考えられます。ご飯を食べながら、気になるタイミングがあれば積極的に調べてみましょう。きっとおもしろい発見があるはずです。
・食事前と後で脈拍に変化があるのか
・好きなものと嫌いなものを食べたとき、辛い物をたべたときなど、口にするものの違いで脈拍に違いがでる?
・ごはんをたべて上がった脈拍が落ち着くまでの時間

入浴後

・お風呂やシャワーを浴びる時間帯で脈拍に変化はあるのか
・湯船につかるのとシャワーで違いはあるか
・湯船につかる時間は脈拍に影響するか
・発汗作用がある入浴剤と使うと違いがあるのか
を調べていくのも楽しそうですね。

その他

お昼寝したあとやいつもより起きる時間が遅くなったときなど、いつもと違うことをしたときに測ってみると、新しい発見があるかもしれません。「こういうときはどうなんだろう・・・」と少しでも疑問に思うことがあったら、すぐに脈を測ってみましょう!疑問に思ったことをすぐに調べられるのが、この自由研究テーマのいい点でもあります。

自分だけでなく、家族やペットの脈拍も調べてみよう

様々な場面での自分の脈拍を調べたら、次は家族の分を調べてもらいましょう!
年齢によって、脈拍数は異なります。その違いがどのようにでるのか、比較するといいですね。もちろん、動物にだって脈はあります。動物によって測り方が異なるため、こちらも本などで調べてみるといいでしょう。動物たちは1分間もじっとしてくれませんので、15秒で計測して、4倍しましょう。人間と動物とでどのぐらい違いがあるのでしょうか?

自由研究でまとめるポイント

自由研究として提出する場合は、下記のポイントを中心にまとめてみましょう。紙に自由にまとめてもいいですし、どうしてもまとめるのが苦手な場合は、ページ下部より専用テンプレートをダウンロードして使ってください!!

どういう場面で、誰の脈拍を測定するかを考える

まずは、自分のどういう場面で脈拍を測定していくのかを考えます。時間で決めてもいいし、なにか行動したことを基準してもいいです。うっかりしていると忘れてしまうので、メモ貼っておくなど、忘れずに測るための工夫も必要ですね。その次は、誰の脈拍をどのタイミングで測るかを考えていきましょう。もちろん、生活する中で思いついた場面があれば途中から追加してもOKです。夏休みにおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行くのであれば、協力してもらうのもいいですね。

脈拍の変化を調べようと思ったきっかけ

なぜこの調査をしようと思ったのかも大事なポイント。学校で習ったことを深く学習したかったから、学校の授業がおもしろかったから・・・なんでも構いません。どういうところに興味を持ったのか、詳しくまとめておくと、そのあとの調査にも役立つかもしれません。

調べた結果をまとめる

どういうグラフにすると、脈拍の変化がわかりやすいでしょうか?また、自分以外の人の脈拍を調べた場合、どう比較すると違いが分かりやすいか、ぐらいの書き方や表現方法を色々と考えて工夫してみましょう。
ただ調べるだけではなく、自分以外の人にも分かりやすくまとめられるか考えることも自由研究で大切なことの一つ。できあがったら、家族やお友達に見せてみて、意見を聞いてもらうのもいいですね。

自由研究シート

下記よりPDFをダウンロードして無料でご利用いただけます。ご家庭のプリンターやコンビニのネットプリントで印刷可能です。自由研究のまとめにぜひご活用ください。

【記入例】

グラフの記入例

以上、脈拍の変化を調べる方法を紹介してきました。
調べる行為自体は、手軽で単純なものですが、どういう場面で測るか、誰を測るかなどを自分で決められるので、自由度の高い調査になっています。いろんなことが気になる、好奇心のあるお子様にピッタリな内容だと思います。昔は、脈を診て病気かどうかを診断していたぐらい、健康状態と深くつながっている脈拍。自分の体、家族の体のことを考えるいい機会ですので、ぜひ皆さんでチャレンジしてみてください!

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