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自由研究

2021.6.7

Vnet編集部

【自由研究おすすめテーマ】自分だけの植物図鑑をつくろう!|かっこいい観察カード付き|小学生全学年向け

お花や植物が好きなお子さまのための、自由研究を紹介します!
春ほどではないものの、ヒマワリやアサガオなど夏の植物にも見どころが満載!!夏休みに出会った植物を観察して、自分だけの植物図鑑をつくりましょう!身近にいる植物をじっくり調べてみると、動物や昆虫とは違った植物ならではの魅力や特徴に気が付きます。お子様の探究心を育むテーマであり、中学受験などでも出題されるテーマですので、植物好きのお子さまにぜひおすすめしてください!

 

植物観察前に確認しておくこと

いきなり外に出かける前に、まず服装や持ちものなどについて確認をしていきましょう!

植物観察の際の服装と持ちもの

植物観察に適した服装
植物観察に必要なもの

長そでのシャツ(スズメバチに襲われにくいといわれている白がおすすめ)・長ズボン・スニーカー・帽子・リュック・虫取り網・虫カゴ・タオル・水筒・虫メガネ・カメラ(もしくはカメラ機能付き携帯)・軍手・筆記用具(定規)・観察カード・観察カード記入例・ビニール袋・虫よけスプレー・虫さされ用薬・ばんそうこう・キズ薬・懐中電灯(夜の場合)
首や手足などは、事前に虫よけスプレーをかけておくと、虫刺され対策ができます。
【植物採集をする場合】
スコップ・はさみ・ビニール袋(採集する場合や押し花を作りたい場合はその数だけ)ティッシュ・水(植物用)・採集した後のビニール袋を入れる手提げ

植物観察に適した時間

お子さまだけで外出する場合、午前~夕方がメインになると思いますが、植物によって花が咲く時間帯は異なります。夜や早朝は保護者の方と一緒に出かけるなど、時間帯を変えながら出かけると、いつもは咲いていない花を見ることができるかもしれません。また、日中は熱中症のリスクがあるため、気温が高すぎる日は避け、こまめに水分をとるよう、お子さまとしっかりと話をするようにしましょう。

植物を探す場所

家の庭や公園、山の中や草原。そしてもちろん、水中にもたくさんの植物があります。普段、何気なく通っている通学路にもたくさんの植物が生息していたり、雑草だと思っていたものがきれいな花を咲かせていたりと、注意深く見てみることで、様々な発見があります。特別な場所に行かなくても、いつもの場所がワクワクする場所になるのが植物観察の醍醐味でもあります。

植物観察時の注意点

周囲に十分気をつける

歩道や道端で観察をする場合、周りが安全か、人の通行の邪魔になっていないかなどを確認します。また、道路の反対側にきれいな植物をみつけたらからといって、道路に飛び出さないよう十分に気をつけましょう。

植物は優しく触る

じっくり観察しようとして強い力で葉を裏返したり、無理に花の方向を変えたりすると、植物が傷ついてしまいます。植物も、動物同様に生きているので、大切に優しく扱うようにしましょう。

植物を勝手に持ち帰らない

公園や公共施設、私有地の植物は勝手に持って帰らないようにしましょう。どうしても採集したい場合は、保護者の方に必ず確認させ、保護者の方から所有者に許可を取ってから採集してください。

トゲがある植物に気をつける

植物の中には、トゲを持つものや毒をもっているものもあります。トゲがあるものには絶対に触らないようにしてください。もし、かゆみや赤くはれたりなどの症状が続く場合は、病院に行くようにしてください。

植物観察の方法

決まった方法はありませんが、初めて植物観察をするお子さまのためにいくつかポイントを紹介していきます。

植物の撮影

植物全体はもちろん、葉、花、実などのアップも撮影します。自分なりにおもしろいな、きれいだなと思った部分を重点的に撮影してもいいですね。せっかくなので、上からや下からなどいろんな角度から撮影してみましょう。その植物が、どういうところに生えていたか分かるように、周りの様子も一緒に撮影するのも忘れずに!

花の観察ポイント

花の色、花びらの数、おしべやめしべのつきかたやどんな香りがするかを調べてみましょう。せっかくなので、上から見たり下から見たり、色々な角度から観察してもらいましょう!知っているつもりの花でも、知らなかったことがあるかもしれません。
また、何時ごろに花が咲くのかといった点も確認しておきたいところです。正確な時間は必要なく、「朝は咲いていたけど、夕方来た時には咲いていなかった」といった観察で大丈夫です。

葉やツルの観察ポイント

葉の形、色、表面の様子や茎からどのように出ているのか確認しましょう。どうしても「花」に注目しがちですが、植物によって葉も様々な形をしているのが分かります。たまには、葉に昆虫が乗っていることも。植物だけでなく、その昆虫のことを調べると、またおもしろい発見がありますよ。
また、ツルがある植物はツルの巻き方に注意してみてください。右巻きか左巻きかを見たり、他の植物と比べたりとじっくり観察しましょう。

茎や幹の観察ポイント

花と茎がくっついている部分がどうなっているか、茎の感触(ツルツル?ざらざら?)などを調べていきます。木を調べる場合は、幹とよばれる部分をじっくり観察し、樹皮の様子や枝分かれの様子を見ていきましょう。ここでも、昆虫たちが休憩しているかもしれません。この昆虫がなぜ、この木にとまっているのかを調べることで、その木の知られざる秘密がわかるかもしれません!

植物を家に持って帰る場合

所有者の方の許可を得たうえで、植物を持って帰るときは、なるべくスコップを使い根ごと持ち帰りましょう。それが難しい場合は、茎の下の方をハサミで切ります。水でしめらせたティッシュを根や茎にあててビニール袋に入れると、長持ちします。違う種類の植物が混ざらないよう、一つのビニール袋には同じ種類の植物だけを入れるようにしましょう。
持ち帰った植物は、葉拓や押し花にすると夏休の想い出として残せるのでオススメです。作った葉拓や押し花を使って、自由に作品を作るのもおもしろいですね!

家に帰ってからすること


①撮影した写真や採集した植物を見ながら、どんな植物なのかを図鑑やインターネットで調べる
②観察メモを見ながら、植物の特徴や気づいたことを植物観察カードに書く
③撮影した写真の中からベストショットを印刷して、植物観察カードにはる

自由研究でまとめるポイント

植物観察カードの記入例

この記入例も下部よりダウンロード可能です。

①見つけた場所、時間
②植物の種類
③植物の科名
④葉を観察した結果
⑤花を観察した結果
⑥観察して気がついたこと、感じたことなど

植物観察カードにそって、内容を詳しく書いていけば自由研究としても、オリジナル図鑑としてもバッチリ!あとから「ここ調べてない!」なんてことにならないよう、記入例を持っていき、各ポイントを確認するようにしましょう。

最後に、できあがったカードをクリアファイルにいれれば、自分だけの特製図鑑が完成です!

植物観察カード

下記よりPDFをダウンロードして無料でご利用いただけます。カードは色違いで5種類ありますので、お子さまの好みに合わせて使ってください。見つけた場所や、種類ごとに色分けしてもいいですね!
ご家庭のプリンターやコンビニのネットプリントで印刷可能です。自由研究のまとめにぜひご活用ください。

以上、自分だけの植物図鑑のつくり方を紹介してきました。
普段、何気なく目にしている植物を観察することで、自然の魅力や大切さを知るきっかけになります。お子様たちは夏休みの間に、いったいどれだけの植物観察カードをつくれるでしょうか??植物博士の第一歩として、ぜひチャレンジしてください。

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