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2021.8.4

Vnet編集部

【英検3級ライティング】苦手な人必見!ライティングテスト攻略のための5つのポイント

「英検®3級で初めてライティングテストに挑戦するけど不安」
「ライティング問題が苦手・・・」
「マークシートなら勘でも正解できるけど、ライティングだとそうはいかず不安」
という人は割と多いのではないでしょうか??
そこで、この記事では苦手なライティングを克服する方法を紹介!
日々、英検®対策の勉強をしている人であれば、ライティングもコツさえつかめば難しくありません。
きちんと対策をして、落ち着いて初めてのライティングテストを攻略しましょう!

 

※この記事は「シェーン英会話九州」の監修のもと作成しています。

英検®3級ライティング問題の概要

英語の勉強のイメージ

まずは、英検®3級がどのように構成されているのかを確認していきましょう!

ライティングは配点が高い!

英検®3級の一次試験の問題は、下記の構成となっています。

測定技能 問題数 解答時間 配 点
リーディング 30問 50分 550点
ライティング 1問 550点
リスニング 30問 約25分 550点

この表を見ると分かるとおり、ライティング1問のみで550点と、リーディングとライティングと同じ配点となります。一次試験の合格基準スコアは1103点なので、リーディングとリスニングが満点だったとしても、ライティングが0点では合格基準に達しないため、不合格となってしまいます。
そのため、ライティングでも6割程度は得点しておく必要があります。

時間配分に気をつけよう!

解答時間の配分にも気をつける必要があります。30問のリーディング問題とライティング1問を50分で解かなければならなりません。
配分の目途としては、リーディング問題に35分、ライティングに10分、見直しに5分。
時間が足りずにライティングで一文字も書けなかった・・・ということがないよう、普段から時間を意識して回答するクセをつけておきましょう。
ライティングにどうしても時間がかかるという人は、ライティング問題から解き始めるという手もあります!

ライティングの問題形式

ライティングの問題は以下のように出題されます。

・外国人の友だちから質問されている
・自分の考えと、そう思う理由を2つ述べる
・語数の目安は25語~35語
・解答は解答欄内におさめる
・解答内容が問題に対応していない場合は0点になる

解答する際はこのルールに沿って、英文を書いていかなければなりません。

また、問題形式の傾向としては、おおよそ下記の種類に分けられます。

「二つの選択肢から1つを選ぶ問題」
「複数ある選択肢から1つを選ぶ問題」
「好きなもの、したいことを答える問題」
「○○することが好きどうかを答える問題」

問題自体はさほど難しくないので、繰り返し書く練習をすれば得点できる問題です。
短い文章でいいので、日頃から英文を書く練習をしておきましょう!

採点基準は4つ

英検®によると、採点の基準として4つが挙げられています。
【内容】
問題と答えがきちんと対応しているか、自分の考えとその理由を2つ記述しているか、という点がチェックされます。
理由が1つしか書かれていなかったり、記述の中で矛盾している箇所があったりすると減点となります。

【構成】
解答文の構成が論理的かどうかチェックされます。
短文をいくつか連ねるだけでなく、接続詞などを使い、解答文全体が分かりやすい構成になっているかどうかを見られます。
例えば、
「私は春が好きです。」「お花が好き。」「毎年、家族とピクニックに行きます。」という英文を3つ並べても、なんとなく言いたいことは分かりますが、文章としては成立していませんよね?
「お花が好きだから、私は春が好きです。あと、毎年春に家族とピクニックにも行くのを楽しみにしています。」といった文章の方が分かりやすいですよね?
英検®のライティングテストでも同様に、接続詞などを活用して相手に伝わりやすい文章を書くようにしましょう。

【語い】
使用している単語の意味が適切に使われているか、スペルミスがないかをチェックされます。
ケアレスミスが発生しやすいので、普段からスペルミスなく確実に書けるよう、繰り返し練習するようにしましょう。


【文法】

正しい文法が使われているかどうかを判断されます。
単数、複数形の扱いや、前置詞の使い方など、ちょっとしたところで間違いが起きやすいです。
英文を書く練習の際は、必ず誰かに添削してもらうか、自己採点するときも一言一句間違いがないように厳しくチェックする習慣を身につけましょう。

ライティングで高得点を狙う5つのポイント

英検3級ライティングのポイント

①解答ルールを守る

わざわざ書かなくてもわかってるよ!と思うかもしれませんが、うっかりミスはもったいないので、しっかりと頭に入れておきましょう!
最初の章で紹介した出題形式に沿って、ルールを説明していきます。

・外国人の友だちから質問されている
つまり、日本語(日本固有のものや文化など)は通じないということです。
例えば、「Suikawari」。スイカ割りは日本ならではの遊びなので、外国の友達にはこの言葉は通用しません。どうしても使いたい場合は、英語でその言葉の意味を説明すれば減点となりませんが、3級の場合は使える語数が少ないので、日本語は使わないほうが安心です。


・自分の考えと、そう思う理由を2つ述べる

自分の考えが書かれていなかったり、理由が足りなかったりすると減点となります。下書きを書いたり消したりするうちに、文章が矛盾することもありますので、文章を書くことが苦手な人はいったん日本語で箇条書きをして、構成に問題がないか確認しましょう。
最後の見直しも忘れずに!


・語数の目安は25語~35語

絶対に避けたい語数不足。自分の意見と理由を2つ書けばだいたいこのぐらいにはなると思います。どうしても語数が足りない場合は、「誰と」「どこで」「いつ」といった情報を追加してみましょう。
必要な語数をかせぐことができます。


・解答は解答欄内におさめる

どれだけ素晴らしい文章だったとしても、枠に入っていなければ採点対象になりません。
勢いあまって、枠からはみだした・・・なんてことが内容に注意!


・解答内容が問題に対応していない場合は0点になる

「AとBのどちらが好き?」という質問に対して「Cが好き」と答えていませんか?
自分の解答が問題文に対応しているか、必ず確認しましょう。
ちなみに前述のような問題の場合は、「どちらも好き」や「どちらも嫌い」という答えはNGのようです。真実だけを書く必要はありませんので、必ずどちらかを選んで、解答しましょう。

②型を自分のものにする

3級の問題では、自分の考えとその理由を2つ述べることになります。
まずは、その型を覚えましょう!
簡単なものを1つ紹介しますね。
[自分の意見] because [理由1]. Also, [理由2].

もし、文字数が足りないなぁという場合は、こちらの型も覚えておくと便利です!
[自分の意見] .I have two reasons. First, [理由1]. Second, [理由2].

このどちらかで、書くように心がければ採点基準の【内容】と【構成】はおおよそクリアできます。
あとは[自分の意見]、 [理由1]、[理由2]を書いていきます。

③できるだけシンプルに考える

型を覚えたところで[自分の意見]、 [理由1]、[理由2]を書いていきます。
難しそうですが、これもいくつかのパターンを覚えれば大丈夫!
一番のコツは、文章をシンプルに考えること。
英検®のライティングテストでは、難しい言葉を使っても点数が高くなるわけではありません。
この部分は、ミスの分だけ点数が減る減点方式。
難しい言葉を使ってスペルミスなどをするよりも、簡単な言葉でも正確に記述した方が、高得点につながります。

それでは、[自分の意見]を書き方を見ていきましょう。

「AとBの選択肢から1つを選ぶ問題」
【例題】
・水泳とスキーどっちが好き?
・ご飯とパン、よく食べるのはどっち?

【答え方のパターン】
I like A better than B.

「複数ある選択肢から1つを選ぶ問題」
【例題】
一番好きな曜日は何曜日?
一番好きな教科は何?

【答え方のパターン】
I like A the best.

「好きなもの、したいことを答える問題」
【例題】
行ってみたい国はどこ?
買い物はいつもどこに行くのが好き?

【答え方のパターン】
I like ~、I want to~

「○○することが好きどうかを答える問題」
【例題】
家族のために料理をするのは好き?
将来、留学してみたい?

【答え方のパターン】
Yes(No), I (don’t)like ~、

どうですか?この部分はあまり難しくないですよね?
あとは理由を2つ書くだけですが、これもlikeやwantなどを使ってシンプルな文章にすると書きやすくなります。
「内容がくだらないかな・・・」
「幼稚に思われないかな・・・」
と、不安に思うかもしれませんが、これはただのテストですので気にしなくて大丈夫。
シンプルな文章でミスを防ぎましょう!

④自信がない表現や単語は避ける

③でも説明したとおり、ライティングは減点方式です。スペルに自信がない単語などは使わないほうが安全です。
例えば、行きたい国を聞かれて、オーストラリアと答えたいとき。
いつもは書けるのに、急に「あれ?Australiaだっけ?riaだったっけ?」となったらどうしますか?
そういうときは、CanadaやU.Sなど絶対に間違わないスペルの国に変更しましょう!
しかしその時は、カナダに行きたい理由として、「カンガルーが好きだから」といった理由が残ったりして、主張と理由が矛盾しないように気をつけてくださいね。

⑤最後に必ず見直しを

書き終えて、終わり!ではなく、最後に必ず見直しの時間を取りましょう。
下記のようなミスがないか、よく確認してくださいね。

・スペルミスがないか
・文頭は大文字になっているか
・ピリオドやカンマの使い方は大丈夫か
・語数に不足はないか
・つなぎ語がぬけていないか
・文章全体で矛盾がないか

覚えておきたい表現

最後に、覚えていると便利な表現を紹介します。
型と組み合わせれば、苦手なライティングでもちゃんと点数が取れるので、たくさん練習をして英文を書くことに慣れていきましょう!

①I enjoy ~ing/enjoy 名詞
【例文】
I often enjoy listening to music.
I enjoy music through my smartphone.

② I can ~
【例文】
I can relax when I listen to music.
I can go shopping with my friends.

③ I’m interested in ~
【例文】
I’m interested in writing music for video games.

④ make me ~
【例文】
I like music because it makes me happy.

⑤ I feel ~
【例文】
I like music because I feel happy when I listen to music.

⑥ It is ~ for me to ~~
【例文】
It is fun for me to listen to music.
funの場所に、interesting、easy、difficult、convenient、good、badなどを入れることで、いろんな表現をすることができるので、この文章は覚えておいて損はありませんよ。

おすすめの勉強方法

すらすらと問題を解けるようになるためには、英文を書くことに慣れることが一番の近道。
苦手だからと書かずにいては、なかなか上達しないままです。練習段階では、どれだけ間違っても構いません。
まずは自分が思ったこと、考えたことを短い文章で英語にする訓練をしましょう!
【おすすめの勉強方法】
・ミスがなくなるまで、過去問を何度も解く
・英語で日記をつける
・国や都市の名前、職業名、季節や教科などを英語で書けるように繰り返し書く練習をする

以上、苦手なライティングで高得点を狙うコツを紹介してきました。
ライティングが苦手な人でも毎日少しずつ、書く練習をすればすぐに上達できるので、まずは書くことを始めてみましょう。
英検®3級の一次試験合格めざしてがんばりましょう!

まとめ

・3級のライティングにはまず型を覚えよう!

・もったいないミスを防ぐためにも、文章はシンプルに。そして、自信のない単語は避けよう!

・普段から、自分の好きなものや将来したいことについて英語で表現する習慣を身につけよう!

英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

<参考サイト>

日本英語検定協会公式サイト
https://www.eiken.or.jp/eiken/

英検®3級の試験内容・過去問
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/

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