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2024.1.15

Vnet編集部

【福岡県/数学】公立高校入試傾向解説(2024年度入試用)

このページでは、2024年度の福岡県公立高校入試に向け、数学の傾向と対策についてまとめています。前年度までの入試結果をもとに、学習塾の監修による確かなデータと分析をもとにまとめられているので、2024年度入試を受験する生徒は要チェックです。

 

※この記事は福岡の学習塾「新教育Vスタ」の監修のもと作成しています。

平均点の推移について

まず、過去7年間の平均点の推移です。
2022年度は3.8点アップし2020年度のレベルに戻っていましたが、2023年度は難易度が上がり2.7点ダウンしました。2021年度同様、完全記述式の問題が少なくなりましたが、問題文を丁寧に読み取る力、(複数の条件から1つの結論を導く)論理的思考力が必要です。また、やさしい問題でミスをせず、確実に正解することが大切です。

問題構成と配点について

続いて、問題の構成と配点です。大問は6問構成です。大問[1]の配点は4年連続で全て1問2点、また完全記述の配点は7点でした。
得点率は、例年80%を超えている大問[1]が72.7%(ただし2021年度は75.4%)、大問[2][4][5][6]は全て50%未満で、特に大問[6]の空間図形は26.2%でした。例年60点満点中18~20点が中3の2学期以降の内容なので、今後の学校授業の内容もとても大切だということを覚えておきましょう。冬休みから入試直前までの仕上げを全力で行いましょう。

今後の勉強法について

過去問演習は時間を測ろう

①入試過去問1回分のテストを45分で解答し、5分で見直しする癖をつけることと、弱点単元を繰り返し解くことで、総合力アップ・弱点克服を狙いましょう。

間違いのやり直しを徹底

②特に記述力アップとミス撲滅のため、「考え方」や「証明」をくわしく書き、しっかりと目で確認をしましょう。

目標点に合わせた問題を適切に選ぶ

③入試に向けて設定している目標点に合わせた問題を確実に得点できるように練習しましょう。数学が苦手でも平均点は取るようにしてください。

入試本番での実践項目

時間配分に気をつけよう

45分で解答、5分で見直しを徹底。[4][5][6]の最後の問題に時間をかけ過ぎない。[1]は最大7分で解く。

ミスがないか確認を

[1]は最後の5分で必ず見直しを。符号や約分、ルートの中、計算の順序が正しいかなどに着目してください。解法がわかる問題を確実に得点できるように心がけましょう。

記述の項目をすべて書いているか確認

「解の吟味・過程・理由」を正しく書いているか、「合同条件・相似条件」は合っているかを確認しましょう。

以上3点に加え、解答欄は空欄にせず、必ず数字で埋めることも大切です。いずれにしても、解法がわかる問題に集中して、確実に得点するように心がけて解答をしましょう。

※この記事は福岡の学習塾「新教育Vスタ」の調査・分析と監修のもとで書かれています。

 

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