学校生活
2021.1.22
【食事で身につけよう】記憶力を高める5つの食材とは?
「試験間近!暗記物は要領よく覚えていきたい!!」
「なかなか覚えられない単元があって焦る・・・」
いつの時代も抱える学生さんの悩み・・・加えて大人の方々も
「昔に比べて物覚えが良くない気がする」
「言葉が出てこない!!!!」
と焦っていらっしゃる方も多いのでは?
今回は、『記憶力を高める5つの食材』をご紹介します!
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※この記事は管理栄養士の監修のもと作成しています。
記憶力を高める食材はこの5つ!
たまご
卵黄に含まれる「レシチン」は、神経伝達物質”アセチルコリン”の材料となり、記憶力や学習能力を高める効果があります。アセチルコリンが不足すると、脳の情報伝達がうまくいかず、イライラしたり、記憶力の低下につながるといわれています。
大豆、大豆製品
たまご同様、レシチンが豊富に含まれています。味噌や醤油、豆腐、納豆などももちろんOK!
サバ
「魚を食べると頭がよくなる」ってよく聞きますよね?これは、青魚が「DHA」、「EPA」を多く含んでおり、脳の働きを高め、記憶力や集中力アップに効果があるから。缶詰でも栄養価は変わらないので、ストックしておくと便利ですね。「DHA」、「EPA」は、マグロやサンマにも多く含まれています。
トマト
脳の血流を良くして、活性化させる「リコピン」が豊富。生のものよりも熱を入れたもの、さらに脂質と一緒にとるとリコピンの吸収率があがります。
バナナ
バナナには、脳を効率的に活性化させる3つの糖分が含まれています。糖分がすぐにエネルギーに代わり、持続するので、朝食にもピッタリ。忙しい時や小腹が空いたときの間食として食べるのもオススメです。
5つの食材でつくる「記憶力アップメニュー」3選
サバと大豆のトマト煮
DHAのサバ、レシチンの大豆、リコピンのトマトを使う、究極の記憶力アップメニュー!
どれも缶詰を使うと簡単にできちゃいます!野菜をたくさん入れ、水気を多めにしてミネストローネにしても美味しいし、カレーにアレンジするのもオススメです!
【クックパッド】サバ、大豆、トマトを使ったメニューを見てみる
トマトと卵の炒め
トマトの酸味とふわふわトマトが美味しいですよね。
洋風に仕上げたいときは、チーズを入れたトマトオムレツもおすすめ!
サバ納豆丼
サバと納豆・・・?!ご心配なく、ちゃんと合います!
サバは缶詰でも、前日の残りでもOK!缶詰の場合は、水煮、醤油煮、みそ煮、どれでもおいしいです。サバ納豆丼以外にもレンジだけで完結するメニューも多いので、火を使いたくない時に便利ですね
朝ごはんも大事!
ここまで食材のお話をしてきました。
もちろん、”何を食べるか”は大切なことですが、忘れてはいけないのは「朝ごはんをきちんと食べること」。
朝ごはんを食べないと、脳や体のエネルギーが不足し、頭がぼーっとしたり、転倒しやすくなってしまいます。勉強や仕事、部活でいいパフォーマンスをするためにも、脳のエネルギー源である「ブドウ糖」をとる必要があります。
また、朝ごはんを食べると、やる気と集中力が高まり、学習能力もアップします。それだけ朝ごはんは大切なんです。
理想は、ごはんとお味噌汁。どうしても朝からお米は・・・という場合は、バナナだけでもいいので食べるようにしましょう!
以上、記憶力を高める5つの食材についてご紹介してきました。
食材だけでなく、朝ごはんを食べるといった生活のリズムを正すことも記憶力アップにつながります。
勉強や部活、仕事など日頃の努力を、最大限発揮するためにも、ぜひ食事にも気をつかってみてください。
まとめ
・記憶力の向上には「たまご」、「大豆・大豆製品」、「サバ」、「トマト」、「バナナ」がおすすめ
・朝ごはんを食べることは、学習効率を高めるためにも大切。まずは朝ごはんを食べる習慣を身につけよう
<参考>
一般社団法人日本養鶏協会
https://www.jpa.or.jp/chishiki/no20/002.html
農林水産省/朝ごはんを食べないと?
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kakou/mezamasi/about/about.html