高校生
2021.4.6
大学入学共通テスト:世界史B(2021年1月実施分)平均点と短評~塾の先生が分析
2021年1月に実施された大学入学共通テストの世界史Bの結果を塾の先生が分析。センター試験との違いは? 来年はどうなる? など、今年の結果から見えてくるポイントをご紹介します。新受験生は来年の受験に備えて確認しておきましょう。
※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。
大問構成と配点
大問構成と配点 | ||
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大問 | 出題分野 | 配点 |
1 | 資料と世界史上の出来事との関係 | 15 |
2 | 世界史上の貨幣 | 18 |
3 | 文学者やジャーナリストの作品 | 24 |
4 | 国家や官僚が残した様々な文書 | 26 |
5 | 旅と歴史 | 17 |
短評
○難易度比較 共通テスト平均点62.97点(前年平均点63.49点)▼0.52
大問数が5題、総マーク数34。リード文や資料を読まないと正解に辿り着けない問題もあり、解答に時間がかかる内容でした。ただ、資料にヒントや情報が盛り込まれているので、試行問題で求められていた知識と比べると、難易度は例年並。対策としては、模試では焦らず落ち着いて問題文を読み、答えを導き出す事を心がけるとよいでしょう。
平均点
日程 | 教科名 | 科目名 | 受験者数 | 平均点 | 前年平均点 (センター試験) |
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本試験1月16日 | 地理歴史(200点) | 世界史B | 85,690 | 63.49 | 62.97 |
第2日程1月30日 | 地理歴史(200点) | 世界史B | 305 | 54.72 |
(注1)第2日程(2021年1月30日・31日実施)は追試験および再試験を含む。
【出典】独立行政法人大学入試センター 「令和3年度大学入学共通テスト実施結果の概要」
※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。