高校生
2021.4.6
大学入学共通テスト:政治・経済(2021年1月実施分)平均点と短評~塾の先生が分析
2021年1月に実施された大学入学共通テストの政治・経済の結果を塾の先生が分析。センター試験との違いは? 来年はどうなる? など、今年の結果から見えてくるポイントをご紹介します。新受験生は来年の受験に備えて確認しておきましょう。
※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。
大問構成と配点
大問構成と配点 | ||
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大問 | 出題分野 | 配点 |
1 | 望ましい社会の姿 | 24 |
2 | 民主主義の基本原理と日本国憲法 | 26 |
3 | 現代の経済 | 26 |
4 | 途上国支援 | 24 |
短評
○難易度比較 共通テスト平均点57.03点(前年平均点53.75点)△3.28
大問数が4題、総マーク数31。難易度は例年並でしたが、高校教科書には掲載されないであろう資料が多用され、文章の読解力や図表のデータ理解力が大いに求められる出題でした。資料問題が多かったため、解答に時間がかかった生徒もいたと思われます。時事的な問題が取り扱われるので、日頃から新聞やニュースの情報を取り入れ、自分の意見や考えも持っておくなどの対策が必要です。
平均点
日程 | 教科名 | 科目名 | 受験者数 | 平均点 | 前年平均点 (センター試験) |
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本試験1月16日 | 公民(100点) | 政治・経済 | 45,324 | 57.03 | 53.75 |
第2日程1月30日 | 公民(100点) | 政治・経済 | 118 | 52.80 |
(注1)第2日程(2021年1月30日・31日実施)は追試験および再試験を含む。
【出典】独立行政法人大学入試センター 「令和3年度大学入学共通テスト実施結果の概要」
※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。