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2021.1.16

Vnet編集部

【大分県/理科】公立高校入試傾向解説(2021年度入試用)

このページでは、2021年度の大分県公立高校入試に向け、理科の傾向と対策についてまとめています。学習塾の監修による確かなデータと分析をもとにまとめられているので、2021年度入試を受験する生徒は要チェックです。

 

※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。

2021年度入試の出題範囲について

2021年度大分県公立高校入試の出題範囲について説明します。県によっては出題範囲を一部変更しているところもありますが大分県は変更はありません。過去問がそのまま使えますので、しっかり仕上げましょう。

参照:大分県教育委員会『令和3年度大分県立高等学校入学者選抜における配慮事項等について』

平均点の推移について

次に平均点の推移です。
2018年度までは30点を切る教科でしたが、2019年度以降は平均点が31点を超える教科へと変わってきています。

問題構成と配点について

次に問題構成と配点です。
大分県は大問が5つ出題されます。大問1から大問4までは生物、地学、化学、物理の各分野から10点ずつ出題されます。そして大問5に小問集合で各4分野から5点ずつの計20点分が出題され、合計60点満点となっています。

出題傾向と配点

次に出題形式について見ていきましょう。
ご覧の通り、選択問題が全体の1/3にあたる20点と非常に多く出題されています。大分県の傾向としては0.102Xのように文字式で答える問題が出されていることと、図や表の読み取り問題が多いことが大きな特徴です。図や表の読み取り問題は、教育改革によって必要な力の1つとされる判断力を問うことができるため、大分県では早い段階から取り入れられています。

理科の3つのポイント

ここまでの内容をまとめてみましょう。理科には3つポイントがあります。

4分野から均等に出題される

つまり中学1年生から3年生までの物理、化学、地学、生物をまんべんなく学習しておく必要があります。

計算問題が多い

とりわけ大分県の特徴として、文字を使って式を作る問題が出るということが挙げられます。具体的な数字よりも文字式の方が抽象的になるため、普段から文字や式の意味をきちんと理解しながら練習する必要があります。

文章読み取り問題が多い

1問1問を解くのに時間がかかることが多いので、全体的な時間配分が大変重要になります。

今後の勉強法について

では今後の勉強法について説明します。

用語の暗記は必須

教科書や塾で使用する太文字の語句はしっかりと書けるようにしましょう。

用語の意味を説明できるように

用語はただ暗記するだけでなく、その意味を説明できるようにしておくことで、記述問題の対策になります。

教科書に載っている公式はどれも出題される可能性あり

出題される計算問題は、どれもそのまま公式を当てはめて解くものが中心ですが、念のため応用問題にも触れておきましょう。応用問題を解けるようになるためには、公式の意図をしっかりと理解しておく必要があります。

理科はパターンで攻略できる

理科は、中1~中3までの3学年でそれぞれ物理、化学、地学、生物の4分野なので、合計12の分野が範囲となります。植物なら、光合成の蒸散の実験などの決まった問題が出題されるのですが、このような実験や考察のパターンは全部で90パターンほどあります。単純な解決策ですが、これらのパターンをすべて順番にマスターすれば、入試でも必ず高得点が狙えることになります。

テストでの実践項目について

最後に今後のテストでの実践項目についてです。

空欄は作らないこと

設問と選択肢はよく確認すること

問われている内容に正確に答えること

化学式で書くところを名称で書いてしまうと、それだけで不正解になってしまいます。わかっただけで安心せず、答え方を確認して解答する習慣を身につけましょう。

※この記事は「個別指導の明光義塾」および福岡の学習塾「エディナ」の調査・分析と監修のもとで書かれています。

 

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