有力学習塾6社が監修する教育・受験情報
有力学習塾6社が監修する教育
・受験情報

  • HOME
  • 中学生
  • 【山口県/英語】2021年度公立高校入試”速報”~塾の先生が分析~

中学生

2021.3.17

Vnet編集部

【山口県/英語】2021年度公立高校入試”速報”~塾の先生が分析~

2021年3月9日(火)に実施された山口県公立高校入試(2021年度)の出題内容に関する分析を速報でお知らせします。より詳細な分析は追って公開します。なお、記載の内容は、福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部が調査・分析・監修をしています。新受験生にとって有益な情報です。ぜひ確認しておきましょう。

目次[開く][閉じる]

大問構成と配点

ここでは過去2年間の入試と比較しながら、大問構成と配点について見ていきましょう。

出題傾向は特に変更なし

予告されていた選択問題は、大問2、3、4、5の中から3問選択。形式は昨年までの大問2と同じで、語形変化、整序、適語選択だった。ただし、選択問題の大問を3つ選ぶようになっており、ここで15点の配点となり、昨年までの大問2の配点と比べプラス9点となった。
そのため、今年の大問6(昨年までは大問3)の対話長文の配点がマイナス4点、今年の大問7(昨年までの大問4)の長文読解の配点がマイナス5点にそれぞれ変化した。

大問別出題傾向

大問1 リスニング

設問数12問、配点13点。昨年と比べ同レベル。
形式、レベルともに昨年と変わりなし。テスト3の(D)で、先生の立場で[show a short video]と話している箇所を、生徒の立場で[watch]と言い換えることが難しかったと予想される。

大問2~5 対話文

設問数各4問、配点5点。(任意で大問2、3、4、5から3つ選択)
大問2のthatの関係代名詞の整序は難しいが、ほかは昨年と同レベルだった。

大問6 対話文

設問数4問、配点8点。昨年と比べ同レベル。

大問7 長文読解

設問数は6問、配点は9点。昨年と比べ易化。
形式は変わらなかったが、語数が昨年の415語から325語と大幅に減り、また段落が多く話の内容を掴みやすかった。易化したと言える。

大問8 英作文

設問数4問、配点5点。昨年と比べやや難化。
昨年の4語以上の条件から6語以上になったこと、設定が美術館で、中高生にあまり馴染みのない場所だったことを考えると難しかったと言える。

講評

全体的なレベルは昨年と変わっておらず、難易度は易化した。
2021年度は選択式問題の大問を3つ選んで解く形式だったため、問題数の増加にともなう長文の語数減だったと思われる。2022年度以降は選択問題の出題が続くか否かの動向を注視し、続くのであればスピードを意識し、日頃からの学習にあたるべきだ。また、ほかの県に比べて難しい単語に注釈がない。特に不規則動詞の過去形はしっかり覚えておこう。

※このページに記載の情報は福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部の分析をもとに作成されています。

 

 

教育・受験情報が無料で届く利用規約を確認

Vnetアライアンス企業一覧

教育・受験情報が無料で届く利用規約を確認

教育・受験情報が無料で届く利用規約を確認

Vnetアライアンス企業一覧