大学入学共通テスト：地学・地学基礎（2021年1月実施分）平均点と短評～塾の先生が分析

2021年1月に実施された大学入学共通テストの地学・地学基礎の結果を塾の先生が分析。センター試験との違いは? 来年はどうなる? など、今年の結果から見えてくるポイントをご紹介します。新受験生は来年の受験に備えて確認しておきましょう。

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大問構成と配点
短評
平均点

※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。

大問構成と配点

大問構成と配点【地学基礎】
大問	出題分野	配点
1	地球	24
2	大気と海洋	13
3	宇宙	13

大問構成と配点【地学】
大問	出題分野	配点
1	水と地球	18
2	固体地球	18
3	岩石と地層	21
4	大気と海洋	23
5	宇宙	20

短評

【概要】
地学基礎：小問数は変化なく、大問数は1題減少し3問となった。
地学：大問数は5問でこれまでのセンター試験同様、出題分野には変化はなかった。全体的には基本的な内容を問う問題が多かった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【設問】
地学基礎：
  【第１問】地震と地球の概形、侵食・堆積の問題、鉱物に関する問題
  【第２問】台風・気圧の問題や温室効果に関する問題
  【第３問】宇宙に関する問題。いずれも標準的な問題であった
地学：
  【第１問】地球の水に関する問題
  【第２問】地球物理及び地球化学に関する問題
  【第３問】地質分野に関する問題
  【第４問】気象に関する問題
  【第５問】天文分野、銀河系に関する問題

平均点

日程	教科名	科目名	受験者数	平均点	前年平均点（センター試験）
本試験1月17日	理科①（50点）	地学基礎	44,320	33.52 (67.04)	27.03
本試験1月17日	理科② (100点)	地学	1,356	46.65	39.51
第2日程1月31日	理科①（50点）	地学基礎	141	30.39(60.78)	27.03
第2日程1月31日	理科②(100点)	地学	30	43.53	39.51