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中学生

2021.3.19

Vnet編集部

【鹿児島県/数学】2021年度公立高校入試”速報”~塾の先生が分析~

2021年3月9日(火)・10日(水)に実施された鹿児島県公立高校入試(2021年度)の出題内容に関する分析を速報でお知らせします。より詳細な分析は追って公開します。なお、記載の内容は、福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部が調査・分析・監修をしています。新受験生にとって有益な情報です。ぜひ確認しておきましょう。

目次[開く][閉じる]

大問構成と配点

ここでは過去2年間の入試と比較しながら、大問構成と配点について見ていきましょう。

出題傾向は特に変更なし

作図の問題が大問2から大問5で出題。小問集合(計算・知識)の設問が10問から9問になったが大きな変更点はなし。

大問別出題傾向

大問1 小問集合(計算・知識)

設問数9問、配点27点。昨年と比べやや易化。
問題形式は例年から変更なし。教科書基礎レベルだった。

大問2 小問集合(見方・考え方)

設問数5問、配点17点。昨年と比べ同レベル。
今年は作図の出題はなし。証明と連立方程式は記述による出題をしているが難易度は教科書基礎レベルだった。

大問3 資料の活用

設問数4問、配点12点。昨年と比べ同レベル。
度数と中央値を求める問題。昨年は平均値のみ。教科書レベル。度数折れ線を使った比較の出題があり、やや難化している。

大問4 y=ax2と図形

設問数5問、配点17点。昨年と比べ難化。
3人の対話文を読解し回答していく形式に変更。座標も自分で作図していく必要があったため、昨年より難化していると考えられる。

大問5 方程式と図形

設問数5問、配点17点。昨年と比べ難化。
図形の作図が出題された。(例年、大問2で出題されていた)関数と図形ではなかったため、座標を使った解法ではなく、長さの比を利用する記述だった。昨年より難化している。

講評

大問1が教科書の基礎レベルであり、比較的得点しやすくなっている。時間を意識してしっかりと計算力を身につけていれば確実に得点できる。相似と連立方程式の記述の問題は教科書レベルが出題されているので、図形の証明については着目するのはどの三角形か、連立方程式の記述については何を文字と置くのかはっきりと書くなど、日頃から丁寧に記述する練習が必要だ。

※このページに記載の情報は福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部の分析をもとに作成されています。

 

 

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