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高校生

2020.12.22

Vnet編集部

入試本番で緊張しなくなる「気持ちコントロール術」を紹介!

 

※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。

入試本番で緊張しなくなる「気持ちコントロール術」

皆さんは大学受験にストレスを感じていませんか? 多くの人がYes!と答えるかもしれませんが、ストレスは一概に悪いものとは言い切れません。ストレスの値が低すぎても高すぎてもパフォーマンスは上がらず、逆に適度なストレスがあるときに、人は最高の実力を発揮できると言われています。
今回ご紹介する、ストレスを味方につける「コーピング」と呼ばれる方法を身につけて、自分の気持ちをコントロールし、ぜひ受験を乗り越えましょう。

気持ちを客観視する

まず「受験がどのようにストレスなのか?」「なぜストレスなのか?」、自分の気持ちを書き出してみましょう。例えば「自分は本番に弱いから不安(でストレスを感じる)」という具合です。

気持ちを整理する

書き出した自分の気持ちを冷静に分析して、状況を書き出してみましょう。前述の例に対しては、例えば「まだ起きていないことに気をもんでいる」などです。

問題解決策を考える

次に具体的な解決策を考えましょう。例えば「気にするだけ損。今は考えない」などです。

「受験本番」とは何か?

別の角度から考えてみると「自分を成長させてくれるすばらしいチャンス」「これまでやってきたことを発揮する場」とも言えます。本番を乗り切るメンタルを支えるために重要なのは「今できること」に集中することです。自分の気持ちをコントロールして、入試本番を最高の状態で迎えましょう。

スキマ時間の活用

ただでさえ忙しい高校生の皆さんが勉強時間確保するためには、移動時間、ボーッとしている時間、机に向かっているだけで何もしていない時間といった「活用できていない場面」を有効活用し、生きた勉強時間に変えていくことが大切です。次の点検項目を読んで、セルフチェックをしてみましょう。

通学の移動時間で何を勉強するかを決めていますか?

通学時間が5分なら「英単語を1つ覚える」とか、通学時間が20分あるなら「英語の長文問題を読む」とか、スキマ時間ごとに何を勉強するかを決めておくと、それが習慣になり、学力の積み重ねになります。

単語帳や参考書、問題集を使わないと勉強できないと思っていませんか?

「数日前に数学で覚えた公式を思い出してみる」「知識を体系的に頭の中で整理してみる」など、教科書や参考書を使わなくてもできる勉強法はいくらでもあります。読んだり書いたりできないスキマ時間には、このような形で頭の中を整理しましょう。

スキマ時間で出た不明点を、後ですぐに解決していますか?

不明点が出ることは問題ではありません。不明点を不明点のままにしておくことが問題なのです。確認できる状況になったら、単語帳や参考書を見て、できるだけ時間を置かずに不明点を解決する習慣をつけましょう。そうすることで、スキマ時間と他の勉強時間との間に連続性が生まれます。これを1年間継続すると、気づいた時には単語帳や分厚い参考書1冊は楽にこなせるだけの時間を有効に活用していることになります。実践あるのみ!

ひとこと

Men willingly believe what they wish.
(人は喜んで自己の望むものを信じるものだ)


Julius Caesar(ユリウス・カエサル)
共和政ローマ期の政治家、軍人 / 紀元前100~紀元前44


 

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