中学生
2020.12.19
【佐賀県/英語】公立高校入試傾向解説(2021年度入試用)
このページでは、2021年度の佐賀県公立高校入試に向け、英語の傾向と対策についてまとめています。学習塾の監修による確かなデータと分析をもとにまとめられているので、2021年度入試を受験する生徒は要チェックです。
※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。
2021年度入試の出題範囲について
『2021年度佐賀県立高等学校入学者選抜における学力検査の出題範囲については例年通りとし、出題範囲から除外する単元はなし』とすることが発表されています。過去問や類似問題を解き、しっかりと対策をしましょう。
平均点の推移について
佐賀県公立入試の英語の平均点の推移を見ると、平均点は緩やかに難化傾向であることがわかります。2020年度は例年通りの出題形式で25.3点と約5割でした。
問題構成と配点について
続いて問題の構成と配点です。
大問は5つの構成となっており、配点はいずれも10点満点です。2020年度は全体で平均25.3点、2019年度の平均28.0点から2.7ポイント難化しました。大問ごとの正答率の変化はあるものの、難易度的には2019年度と同じレベルだったと言えます。各単元ごとの配点が同じということもあり、バランスの取れた学習が必要です。
新指導要領で重視されている英語4技能についても、全体を通してバランス良く大問ごとに出題している点も大きな特徴と言えます。
今後の勉強法について
今後の勉強法について解説します。
①リスニング対策
リスニングは「英語耳を育てる」必要があるので、一朝一夕には力をつけることができません。普段からリスニング音源を繰り返し聞いたり、また意外なところでは、自分で音読をすることでリスニングの力が身につきやすくなりますのでぜひ試してみてください。
②長文読解の対策
解説をきちんと読み、疑問点をしっかり復習しましょう。また記述式の問題は、解答を必ず学校や塾の先生に添削してもらうようにしてください。自分では合っていると思っていても、思いもよらないところで減点になっている可能性があります。第三者に見てもらうことはとても重要です。問題文に知らない単語や連語が出てきたら、忘れずにマーカーを引き、ノートに書きだしましょう。
③英作文の対策
主語、動詞のつながり、名詞の単数、複数に注意しましょう。大問2の条件作文は、解答を必ず先生に添削してもらいましょう。
テスト当日の実践項目
テスト当日にすべきことをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
①リスニングはメモを取りましょう
②時間配分に気をつけ、見直し時間を確保しましょう
リスニング10分、[2]5分、[3]8分、[4]10分、[5]12分を目安に問題を解き、5分の見直し時間を確保するのが理想です。
③休み時間には基本構文や熟語を見直しましょう
入試の休み時間には教科書に載っている基本構文や熟語を見直しましょう。最後まであきらめず、1点でも多く得点できるようにギリギリまで確認をしてください。
※この記事は「個別指導の明光義塾」および福岡の学習塾「エディナ」の調査・分析と監修のもとで書かれています。