中学生
2021.3.17
【熊本県/英語】2021年度公立高校入試”速報”~塾の先生が分析~
2021年3月9日(火)・10日(水)に実施された熊本県公立高校入試(2021年度)の出題内容に関する分析を速報でお知らせします。より詳細な分析は追って公開します。なお、記載の内容は、福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部が調査・分析・監修をしています。新受験生にとって有益な情報です。ぜひ確認しておきましょう。
大問構成と配点
ここでは過去2年間の入試と比較しながら、大問構成と配点について見ていきましょう。
出題傾向
英語は中3で学習する関係代名詞と同様の働きを持つ接触節が出題範囲から除外されたが、全体的な出題傾向には特に影響はなかった。
【A問題】
【B問題】
大問別出題傾向
大問1 リスニング
設問数11問、配点12点。昨年と比べ同レベル。
形式、レベルともに昨年と変わりなし。
大問2 小問集合
設問数8問、配点13点。昨年と比べ同レベル。
形式、レベルともに昨年と変わりなし。
大問3 対話文
設問数5問、配点10点。昨年と比べ同レベル。
2のBに入れる3語が、本文中ではthe way of becomingと4語で表現されているのを、how to becomeと表現を変えなければならなかった。
大問4 長文読解
設問数はA問題9問、B問題5問、配点は10点。昨年と比べ同レベル。
レベルは昨年と変わりなし。A問題の内容が福岡県と同じ「washoku」に関するものだった。昨年の問題の4番、5番が、今年は5番でまとめる形となった。
大問5 英作文
設問数1問、配点5点。昨年と比べ同レベル
A問題の空所Bの語数が、これまでの5語以上から4語以上に変わった。
B問題はこれまでの質問に答える形式から、「陽子の発言に対するあなたの意見」を書く形式に変わった。
講評
全体的なレベルは昨年と変わっておらず、難易度は標準。関係代名詞が削除されたことは難易度や設問には影響がなかった。新受験生は、今回のB問題の英作文のように、自分の意見を考え、適切な表現で表す練習をしておく必要がある。
※このページに記載の情報は福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部の分析をもとに作成されています。