上智福岡中学校【福岡】の基本データ・受験情報まとめ（2024年度入試用）

教育方針と特色

“Men and Women For Others, With Others”『より大いなるものを知り、他者に奉仕し、世界への架け橋となるリーダー』を育成することを理念とし、「キリスト教ヒューマニズムを身につけている」「他者に仕えるリーダーシップを持っている」「グローバル・コンピテンシーを持っている」を卒業時の生徒の姿と考えている。特に英語は「世界の架け橋となるリーダーにふさわしい語学力」を養成するため重視している。中学は週6～7時間を設定し、うち2時間は英会話を行う。指導教材や授業法については、上智大学の指導のもとで研究。英語を英語で理解し、表現する実践的な運用能力を養う。上智大講師陣による出前授業を行うほか、大学進学では、上智大学への特別推薦枠40名を設定。
教育改革の一環として、問題発見・解決型授業「Studies For Others」（他者のための学び）を行っている。学年ごとにそれぞれの成長段階に応じたテーマが設定され、グループワーク、プロジェクト学習、フィールドワーク等を通して、「平和構築」「貧困の解決」に関わる志と資質を育てていく。英語に関しては、CLIL（内容言語統合型学習）と呼ばれる言語習得の授業を取り入れている。4技能でグループワークを多用しながら異文化理解、国際問題などに関するメディア上の生情報を理解、分析し、自分なりの見解を持たせていく。このような指導を通じて地球規模の課題に対する思考力、判断力を養い、英語力を伸ばしている。