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中学生

2021.3.18

Vnet編集部

【大分県/英語】2021年度公立高校入試”速報”~塾の先生が分析~

2021年3月9日(火)・10日(水)に実施された大分県公立高校入試(2021年度)の出題内容に関する分析を速報でお知らせします。より詳細な分析は追って公開します。なお、記載の内容は、福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部が調査・分析・監修をしています。新受験生にとって有益な情報です。ぜひ確認しておきましょう。

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大問構成と配点

ここでは過去2年間の入試と比較しながら、大問構成と配点について見ていきましょう。

出題傾向は特に変更なし

大問ごとの形式に変化はなし。特徴的な問題として、大問4の図(firure)の4つの棒グラフから、日本に当てはまるグラフを選ぶ問題。そして大問5の街の地図から、主人公の辿ったルートを答える問題があるが、いずれも難易度は高くない。

大問別出題傾向

大問1 リスニング

設問数8問、配点11点。昨年と比べやや難化。
B問題が1問減り、C問題が1問増えた。B問題は、登場人物がある場所にいる想定で、建物案内をする英文について答える問題になったが、美術館の設定だったため、picturesとdollsという単語から場所の推測は簡単ではなかったと思われる。また、[start to rain]というフレーズは馴染みのない表現だった。

大問2 対話文読解

設問数10問、配点10点。昨年と比べやや難化。
今年は、案内文の問題がなくなり、対話文2題の出題となった。A問題に、内容と合致する文を選ぶ問題が2問出題された。また、案内文がなくなった点も大きな変化で、読解力をより問われる問題となった。

大問3 条件付英作文

設問数4問、配点14点。昨年と比べ同レベル。
昨年まで、大問3は中学校での活動に関して、語数の指定はあったが内容は自由に書いてよい問題だった。今年はスライドや原稿を読み、それに関して英作文する形式が追加され、配点も2点増加。毎年テーマにもとづいて英作文が出題されるが、今年は伝統的な行事について作文する内容で、これは難易度が高かった。

大問4 長文読解

設問数5問、配点12点。難易度が高い
2020年度までの対話文読解から、長文読解へ変わった。

大問5 長文読解

設問数6問、配点13点。昨年と比べ難化
昨年まで、本文内容に合致するもの、メモに入る内容のもの、いずれも選択だったが、今年はメモに入る言葉を本文から1語で抜き出す形式に変わった。内容を整理できていないと探すことが難しかったと予想される。

講評

選択肢から選ぶ問題が減り、対話文読解の大問が長文読解に変わったこともあり、難易度は上がった。現在完了、受身、関係代名詞が対話文や長文に頻出することから、これらの文法を押さえつつ、読解練習をする必要がある。また、英作文の指定語数の増加にも対応できるようなっておくべきだろう。単語は、動詞を数多く覚えておくことが望まれる。

※このページに記載の情報は福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部の分析をもとに作成されています。

 

 

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