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中学生

2020.12.30

Vnet編集部

【熊本県/数学】公立高校入試傾向解説(2021年度入試用)

このページでは、2021年度の熊本県公立高校入試に向け、数学の傾向と対策についてまとめています。学習塾の監修による確かなデータと分析をもとにまとめられているので、2021年度入試を受験する生徒は要チェックです。

 

※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。

2021年度入試の出題範囲について

出題範囲から『円周角と中心角の関係』『三平方の定理の利用』『標本調査』が除外となります。図形分野の出題にはかなり影響があると思われますが、中1で学習する平面図形・空間図形から、中2で学習する合同と証明や三角形・四角形、中3で学習する相似な図形などと幅広いため、これらの学習内容が除外されたとしても、さまざまな内容の出題が考えられます。

平均点の推移について

次に過去5年間の数学A、数学Bの平均点の推移です。
数学Aは点数のばらつきが大きくジグザグの線になっていますが、この2年は連続で平均点が下降しています。また数学Bは25点前後でほぼ一定となっています。得点できる問題を見極め、時間配分に注意し、確実に正解することが大切です。

問題構成と配点について

続いて問題構成と配点です。
大問は6問構成で、大問1、3、4はA・B共通問題、大問2、5、6は別問題になっています。配点は大問1が10点、大問2が16点で、合わせて50点満点中26点分になります。大問3~6の配点は全て6点です。

今後の勉強法について

次に今後の勉強法について説明します。

時間配分に注意

1回分のテストを45分で解答し、5分で見直す練習をしましょう。過去問などを繰り返し解いて弱点を克服するのはもちろんですが、解き方や考え方を完全に理解して、応用問題にも対応できるようにしておきましょう。

目標点にあわせて問題を適切に選択

入試に向けて設定している目標点にあわせて、解ける問題を確実に得点できるよう練習しておきましょう(数学が苦手でも、最低限、平均点は取るようにしましょう)。

テストでの実践項目について

最後にテストでの実践項目を説明します。

時間配分に注意

45分で解答し、5分で見直しをするリズムを体で覚えましょう。[4][5][6]の最後の問題に時間をかけすぎないように注意してください。

ミスがないか確認

符号や約分、ルートの中・計算の順序が正しいかを見直しの時間で確認するようにしましょう。

記述の項目をすべて書いているか

「解の吟味・過程・理由」はしっかりと書いているか、「合同条件・相似条件」は合っているかを確認しましょう。
また、解答欄はわからない問題でも空欄にはせず、必ず埋めることが大切です。いずれにしても、解法がわかる問題に集中して、確実に得点するように心がけて解答してください。

※この記事は「個別指導の明光義塾」および福岡の学習塾「エディナ」の調査・分析と監修のもとで書かれています。

 

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