中学生
2021.3.19
【鹿児島県/英語】2021年度公立高校入試”速報”~塾の先生が分析~
2021年3月9日(火)・10日(水)に実施された鹿児島県公立高校入試(2021年度)の出題内容に関する分析を速報でお知らせします。より詳細な分析は追って公開します。なお、記載の内容は、福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部が調査・分析・監修をしています。新受験生にとって有益な情報です。ぜひ確認しておきましょう。
大問構成と配点
ここでは過去2年間の入試と比較しながら、大問構成と配点について見ていきましょう。
出題傾向は特に変更なし
今年は全体の設問数が1問減り、30問だった。大問2と大問4では、解答欄に下線が引かれ、1つの下線に1語書くよう指示された問題が出た。
大問別出題傾向
大問1 リスニング
設問数8問、配点25点。昨年と比べ同レベル。
形式は昨年と変わりなし。問4は先生の「農家が減っている」という教えがイの写真と、また「将来多くの機械が周りで働くようになる」がアの写真と対応していることが読み取れるかどうか。問7は「冬休みに新しく始めたこと」を答える問題だったが、I started ~ ing の形で答えられたかがカギになる。
大問2 対話文・資料
設問数8問、配点23点。昨年と比べやや難化。
問4は2つの内容を20語程度でまとめることが求められた。「11月25日は都合がつかない」をうまく英訳することが必要である。少々難しく感じた受験生も多かったのではないか。
大問3 短文・資料読解
設問数7問、配点17点。昨年と比べ同レベル。
設問・レベルに大きな変化はなかった。
大問4 長文読解
設問数7問、配点25点。昨年と比べ同レベル。
問2では、選択肢アのoneが友だちを意味し、それが鳥を指すことが捉えられたかがカギ。似たような選択肢もあり、つまずいた生徒も一定数いるだろう。
講評
全体的なレベルは昨年と変わっていない。文脈に沿うように自分のオリジナルの記述をさせる問題が例年出ているので、新受験生は英作文の対策が必須だ。奇をてらった難しい問題はないため、基本的な単語・文法を確実に定着させることが肝要だ。
※このページに記載の情報は福岡の学習塾エディナおよび個別指導の明光義塾 九州本部の分析をもとに作成されています。