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2021.2.16

Vnet編集部

【山口県/数学】公立高校入試傾向解説(2021年度入試用)

このページでは、2021年度の山口県公立高校入試に向け、社会の傾向と対策についてまとめています。学習塾の監修による確かなデータと分析をもとにまとめられているので、2021年度入試を受験する生徒は要チェックです。

 

※この記事は「個別指導の明光義塾」九州本部および福岡の学習塾「エディナ」の監修のもと作成しています。

2021年度入試の出題範囲について

2021年度山口県公立高校入試の出題範囲について説明します。県によっては出題範囲を一部変更しているところもありますが、山口県はすべての教科に選択問題を設定することが決定しています。2021年度の入試においては過去問がそのまま使える訳ではありませんので、他県の入試問題なども参考にしながら、十分に注意して対策を行いましょう。

参照:山口県高校教育課『令和3年度山口県公立高等学校入学者選抜のための学力検査における選択問題について』

平均点の推移について

平均点の推移を過去5年間で見てみると、26点台となった次の年は4~5点平均が下がり難化する傾向にあります。2020年度は21.3点と難しかったことを考えると、2021年度入試は前年よりはやさしくなるとみることができます。しかし2021年度に限れば、選択問題が導入されますし、教育改革の影響から出題傾向が急に変わる可能性もあります。どんな問題が出ても落ち着いて取り組めるよう、さまざまなパターンの練習問題を解いて経験値をつけておきましょう。

問題構成と配点について

分野としては「数と式」「関数」「資料の活用」「平面図形」「空間図形」の5つからなります。大問1の『計算問題』と大問2の『一行問題』は3年連続出題されています。計算問題と方程式が出題される一行問題は確実に得点したいところなので、問題集で練習を繰り返し、ケアレスミスをなくしましょう。平面図形に関しては毎年必ず出題されています。どれも難問ではないので、教科書レベルの問題をしっかりと解いて、基礎を完璧にしておきましょう。図を描いて考えるクセをつけることをおすすめします。
大問9では方程式の問題がここ数年続けて出題されています。文章の読み取りでつまずかないように、問題文に下線を引きながら読むと良いでしょう。問題文から等しいものを見つけて式に表す練習をしておきましょう。

今後の勉強法について

1つ目はスピードアップです。

出題内容は基本問題が中心ですが、大問数が9題と多いので、時間配分に気をつけて問題に取り組む必要があります。自分なりに解く順番、それぞれにかける時間を考えながら、常に時間を意識して問題を解く習慣を身につけましょう。

2つ目は過去問の練習です。

時間を計って、入試本番と同じ緊張感の中で問題を解くことで経験値を上げることができますし、具体的な弱点を絞ることができます。弱点が見えたら後回しにせず、その時に確実に克服するようにしましょう。

3つ目に今後やるべきことです。

記述力アップとミス撲滅のため「途中式」「考え方」「証明」を詳しく書いて、目で確認するようにしてください。

最後に、目標点を決め、どの大問で何点取るかまで決めてしまいましょう。そうすることで、難しい問題が出題されても時間をかけ過ぎることなく、取捨選択をしながら、効率よく得点を積み重ねることができるようになります。

テストでの実践項目について

最後に実際のテストではどのように問題を解いていくべきかをお話します。

時間配分

45分で解答し、残り5分は見直しに充てるようにしましょう。大問1・2はあわせて8分以内、大問7・8・9は、まず問題の内容を見て、解けそうな問題から解いていくようにしましょう。

ミスがないかギリギリまで確認を

大問1・2は最後の5分でもう一度解き直してみて、間違いがないか確認しましょう。特に符号、約分、ルートの中、計算の順序が正しいかを重点的に確認してください。

記述問題の見直し

記述問題は聞かれている内容をすべて書いているかを確認しましょう。“解の吟味・過程・理由”がきっちり書かれているか、“合同条件・相似条件”は合っているかを確認しましょう。

※この記事は「個別指導の明光義塾」および福岡の学習塾「エディナ」の調査・分析と監修のもとで書かれています。

 

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